2年ほど前に交通事故と栄養の関連性について講演を依頼されたことがありました。講演では「低血糖」を取り上げました。

低血糖も軽度から重度まであります。危険な低血糖に陥った場合にはすばやく甘いものを口にするということを言われますが、やはり飴や砂糖、ジュースがいいでしょう。チョコレートなどは脂質がふくまれているので血糖が上がりにくいので注意が必要です。

あと普段、車の運転をしていない人が急に運転すると非常に血糖が下がりやすいということも覚えておくべきでしょう。

低血糖が回復してから1時間は運転しない方がいいでしょう。理由は、認知力が回復するまでに30分以上かかってしまうからです。

ヘモグロビンA1cは同じ数値の人でも、変動が大きい人ほど低血糖になりやすいこともわかっています。

通常の検査では血糖が乱れているかどうかまではみてくれません。よって睡眠障害などで睡眠薬が出されたり、自律神経失調症や鬱(12月6日付ブログ参考)と診断されることもあります。これは「反応性低血糖症」と判断する上で重要で、血糖が下がって糖質を摂取すると血糖値が上がりインスリンの分泌量が増え、その後次第に血糖値が下がってくるにつれインスリンも分泌量が減ってくるはずが、分泌量が減らないことで深刻な低血糖になる状態です。


12月は糖分を摂りすぎる傾向にある月で、何かと慌しく交通事故も多い時期です。軽い低血糖状態には、あくびがでたり、倦怠感やイライラ、集中力欠如という運転にはマイナスな症状が出ます。健康運転を心がけましょう。