昔(医学がまだ発達していない時代)は植物から採取して、それを煎じて飲むというのが薬でした。現在では漢方がかなりイメージ出来ます。そういった昔の薬というのもは「体にやさしい」というのも当然のことのように扱われていたようです。

医学の発達に伴って抗生物質やステロイドという化学的に合成した薬がどんどん医療の現場で使用されるようになりました。このような化学合成の薬は昔の薬とは全く違う性質(強力な効き目を追求する結果副作用というリスクを伴う)のものになりました。

本来、元の植物には毒性を阻止する天然の「安全装置」が含まれています。

抗生物質は腸内細菌のバランスを崩し、ステロイドは交感神経を刺激して血管を収縮するなどの手段で症状を消そうとする結果、高血圧やうつなどを発症させていく悪循環をもたらすなど・・・

薬草とその抽出成分(有効成分)は質は違うものであるという認識が甘いのが現実です。ほとんどの医師や薬理学者ですら薬の元になっている植物を知らないといいます。

サプリメントでも言えることですが、治療などのためには抽出した単一の成分の方が、元の植物よりも優れていると思い込んでいる人も多いということです。

合理的に出来ているのが我々人間も含めて動物であり植物です。栄養素など成分が天然の安全装置を駆使して連携して相乗効果を発揮するという点を見逃してはいけません。

以上のようなことも知った上で食品、サプリメント、薬が共存する現代の予防や治療に向き合う必要があるのではないでしょうか?