前に「肉の賛否」について意見を述べさせてもらいましたが、今回は栄養学的にみた食肉のメリットを挙げていきます。
肉と言えば、大きくトリ、ブタ、牛の3種類がまず挙げられますが、人間の生命活動を考えると、まずタンパク質の必須アミノ酸(体内では合成できないためにどうしても食事から摂る必要があるアミノ酸9種類)が重要になってきます。
タンパク質の「質」は、必須アミノ酸9種類の相対比率が最も低いアミノ酸で制限されます。つまり100満点から見ると9種類のうち8種類が90点以上でも1種類が50点のものがあれば、そのタンパク質は50点評価になるのです。
食肉は植物性に比べて必須アミノ酸が豊富でかつ点数が高いものが多いのです。ちなみにDNAの要求を100%満たすと言われる卵は100点満点です。
それでは食肉の栄養素や成分を2つだけ挙げておきます。
まず「鉄」。赤身肉やレバーに多く含まれるヘム鉄と呼ばれるものは植物食品に含まれる非ヘム鉄より吸収が良いです。例えば食物としての吸収率はヘム鉄23~35%に対して非ヘム鉄は5%ほどとその差は歴然です。
もう一つ「カルニチン」を挙げます。カルニチンは脂質がエネルギーに変換される過程で脂肪酸をミトコンドリアまで運ぶために不可欠な成分ですが、これは結論だけ申しますと肉を食べないと不足してしまいます。魚介類でも含有量は非常に少ないのです。特にカルニチンが不足しやすい人は、肉を食べない人や高齢者などのように食が細く少なくなっている人です。
タンパク質の構造からみて、植物性よりも動物性の方が人間のタンパク質に近いこともメリットとして挙げられるでしょう。分かりやすく言うと動物性の方が効率性が良い(無駄が少ない)ということです。
指標からもみてみます。タンパク質の摂取状況を表す「血清アルブミン値」ですが、この値が低いと死亡率が高くなることがわかっています。加齢とともに低下する指標ですので老化のバロメーターとしても参考されています。肉を食べる(習慣的に)ことでアルブミン値の低下を抑制する効果がでることもわかっています。続く
肉と言えば、大きくトリ、ブタ、牛の3種類がまず挙げられますが、人間の生命活動を考えると、まずタンパク質の必須アミノ酸(体内では合成できないためにどうしても食事から摂る必要があるアミノ酸9種類)が重要になってきます。
タンパク質の「質」は、必須アミノ酸9種類の相対比率が最も低いアミノ酸で制限されます。つまり100満点から見ると9種類のうち8種類が90点以上でも1種類が50点のものがあれば、そのタンパク質は50点評価になるのです。
食肉は植物性に比べて必須アミノ酸が豊富でかつ点数が高いものが多いのです。ちなみにDNAの要求を100%満たすと言われる卵は100点満点です。
それでは食肉の栄養素や成分を2つだけ挙げておきます。
まず「鉄」。赤身肉やレバーに多く含まれるヘム鉄と呼ばれるものは植物食品に含まれる非ヘム鉄より吸収が良いです。例えば食物としての吸収率はヘム鉄23~35%に対して非ヘム鉄は5%ほどとその差は歴然です。
もう一つ「カルニチン」を挙げます。カルニチンは脂質がエネルギーに変換される過程で脂肪酸をミトコンドリアまで運ぶために不可欠な成分ですが、これは結論だけ申しますと肉を食べないと不足してしまいます。魚介類でも含有量は非常に少ないのです。特にカルニチンが不足しやすい人は、肉を食べない人や高齢者などのように食が細く少なくなっている人です。
タンパク質の構造からみて、植物性よりも動物性の方が人間のタンパク質に近いこともメリットとして挙げられるでしょう。分かりやすく言うと動物性の方が効率性が良い(無駄が少ない)ということです。
指標からもみてみます。タンパク質の摂取状況を表す「血清アルブミン値」ですが、この値が低いと死亡率が高くなることがわかっています。加齢とともに低下する指標ですので老化のバロメーターとしても参考されています。肉を食べる(習慣的に)ことでアルブミン値の低下を抑制する効果がでることもわかっています。続く