2003年4月14日の「人間の全遺伝子情報解読完了」から10年。J・ワトソンとF・クリックの二重らせんというDNAの立体構造の発見から60年。遺伝子の仕組みの解明はこれからの健康づくりには不可欠であることは誰もが認めることでしょう。

さらに、この遺伝子の仕組みの更なる解明は、遺伝子栄養学として栄養素の再評価になることも間違いのないところです。

遺伝子栄養学では、「老化さえも遺伝子の損傷が原因である」と言っています。また、遺伝子レベルの生体の解明によって、自然治癒力の具体的なメカニズムまで明らかになってきました

現代社会では、薬と栄養素の関わりも当然無視は出来ません。遺伝子の解明は、医療だけに貢献するものではありません。いや、そうであってはいけないのです。

また東洋医学、インド医学(アーユルヴェーダ)などの伝統医療が西洋医学と手を組んで予防医学を発展させていくことも必要不可欠であります。

日進月歩で研究が進む生命科学は、病気を「治療」することにプライオリティをおき、まだまだ病気の予防への応用は未熟であると思われます。

生命科学が証明する病気の原因の究明や治療は、分子レベルの栄養学や生物学、心理学、物理学、西洋医学、伝統医療など、さまざなな分野の融合から見つけ出される関係性や関連性から遺伝子レベルでの科学的検証が必要になる時代にすでに入っているのではないでしょうか。