食品それぞれの個性を活かした例を紹介しましょう。
実際に私のところに相談に訪れた喘息の方の例ですが、問診票をはじめ超ヒアリング(超問診)から分析した結果、「インスリン分泌とトランス型脂肪酸」で記しましたトランス脂肪酸がどうも一番大きな原因であると判断しました。
当然のようにトランス脂肪酸を多く含む食品を出来るだけ避けるようにしてもらいました。「出来るだけ」というのは喘息によい食品にも多少ながらトランス脂肪酸は含まれるからです。
まず、問診から判断して可能な乳製品(チーズ、牛乳など)を多く摂るようにしてもらいました。乳製品にはジホモγリノレン酸が多く含まれ、これが今回の相談者の喘息の対策には非常に重要なポイントになっていました。
体内でリノール酸はγリノレン酸に代謝し、次にジホモγリノレン酸に代謝します。トランス脂肪酸はその代謝を阻止してしまうわけです。つまりトランス脂肪酸によって喘息によいとされるジホモγリノレン酸が体内で不足してしまうのです。
人間の恒常性維持機能(例えば血管の収縮・拡張を調節)を正常に保つことが喘息改善には重要になりますが、これにはプロスタグランディンという物質の1~3系統をバランスよく働かせることが大切になってきます。
この相談者の場合、アレルギーの出方や食生活から第2系統のアラキドン酸が多く、プロスタグランディンのバランスを崩しています。2系統とバランスをとるためには、1系統(ジホモγリノレン酸)と3系統(EPA)の働きを良くする必要がありますが、問診から3系統よりも1系統に問題あるとみて進めていきました。
乳製品などでジホモγリノレン酸を多く摂り、トランス脂肪酸を出来るだけ避けることで体内のジホモγリノレン酸を増やします。さらに、念のために、アスピリンが喘息の発作の原因になることをヒントに、ビタミンE(サプリメント)とCoQ10(サプリメント)でロイコトリエンというアレルギー炎症物質を抑えておきます。
この対策で3ヶ月後の経過で、5割近く良くなりましたが、問題は乳製品などジホモγリノレン酸を多く含む食品を予想以上に摂れない状態であったことが考えられました。そこでかなり高度な方法をとっていくことにしました。
2系統のアラキドン酸は普通の食生活で十分すぎるほど摂れます。よって、せめて代謝の段階でジホモγリノレン酸がアラキドン酸に代謝するのを阻止する対策をとろうと考えました。
ゴマリグナンに含まれるポリフェノールであるセサミンとセサモールです。ゴマとゴマ油で対応しました。セサモールとセサミンはジホモγリノレン酸からアラキドン酸への代謝を阻止し、結果ジホモγリノレン酸を増やします。サプリメントでセサミンを摂ることも考えましたが、ビタミンEやCoQ10のサプリメントも使用していましたので、経済的な負担も考えて、ゴマ1000粒でスプーン1杯ですみますからあえて食品で行いました。ほぼ完治に近い状態になるまでに4ヶ月かかりましたが、3年経った今も全く症状なしで、ゴマは毎日食べているみたいです。
ただ、この方法はあくまでもその症状の原因を追究し、個体の個性を考慮して行ったものですから、誰もに通じるものではありません。原因が違えば対策・方法も変わってきます。例えば、今回の相談者と原因が一緒でもゴマアレルギーがあれば、この方法以外を考えなければいけませんから。終わり
実際に私のところに相談に訪れた喘息の方の例ですが、問診票をはじめ超ヒアリング(超問診)から分析した結果、「インスリン分泌とトランス型脂肪酸」で記しましたトランス脂肪酸がどうも一番大きな原因であると判断しました。
当然のようにトランス脂肪酸を多く含む食品を出来るだけ避けるようにしてもらいました。「出来るだけ」というのは喘息によい食品にも多少ながらトランス脂肪酸は含まれるからです。
まず、問診から判断して可能な乳製品(チーズ、牛乳など)を多く摂るようにしてもらいました。乳製品にはジホモγリノレン酸が多く含まれ、これが今回の相談者の喘息の対策には非常に重要なポイントになっていました。
体内でリノール酸はγリノレン酸に代謝し、次にジホモγリノレン酸に代謝します。トランス脂肪酸はその代謝を阻止してしまうわけです。つまりトランス脂肪酸によって喘息によいとされるジホモγリノレン酸が体内で不足してしまうのです。
人間の恒常性維持機能(例えば血管の収縮・拡張を調節)を正常に保つことが喘息改善には重要になりますが、これにはプロスタグランディンという物質の1~3系統をバランスよく働かせることが大切になってきます。
この相談者の場合、アレルギーの出方や食生活から第2系統のアラキドン酸が多く、プロスタグランディンのバランスを崩しています。2系統とバランスをとるためには、1系統(ジホモγリノレン酸)と3系統(EPA)の働きを良くする必要がありますが、問診から3系統よりも1系統に問題あるとみて進めていきました。
乳製品などでジホモγリノレン酸を多く摂り、トランス脂肪酸を出来るだけ避けることで体内のジホモγリノレン酸を増やします。さらに、念のために、アスピリンが喘息の発作の原因になることをヒントに、ビタミンE(サプリメント)とCoQ10(サプリメント)でロイコトリエンというアレルギー炎症物質を抑えておきます。
この対策で3ヶ月後の経過で、5割近く良くなりましたが、問題は乳製品などジホモγリノレン酸を多く含む食品を予想以上に摂れない状態であったことが考えられました。そこでかなり高度な方法をとっていくことにしました。
2系統のアラキドン酸は普通の食生活で十分すぎるほど摂れます。よって、せめて代謝の段階でジホモγリノレン酸がアラキドン酸に代謝するのを阻止する対策をとろうと考えました。
ゴマリグナンに含まれるポリフェノールであるセサミンとセサモールです。ゴマとゴマ油で対応しました。セサモールとセサミンはジホモγリノレン酸からアラキドン酸への代謝を阻止し、結果ジホモγリノレン酸を増やします。サプリメントでセサミンを摂ることも考えましたが、ビタミンEやCoQ10のサプリメントも使用していましたので、経済的な負担も考えて、ゴマ1000粒でスプーン1杯ですみますからあえて食品で行いました。ほぼ完治に近い状態になるまでに4ヶ月かかりましたが、3年経った今も全く症状なしで、ゴマは毎日食べているみたいです。
ただ、この方法はあくまでもその症状の原因を追究し、個体の個性を考慮して行ったものですから、誰もに通じるものではありません。原因が違えば対策・方法も変わってきます。例えば、今回の相談者と原因が一緒でもゴマアレルギーがあれば、この方法以外を考えなければいけませんから。終わり