露天商(地攤)経済は中国を救えるのか??? | Watch 広東

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皆さん、こんにちは。

 

中国の全人代(全国人民代表大会)が終了してから、ホットな話題は「露天商(地攤)経済」です。全人代で、李国克首相が「露天商(地攤)経済」推進を打ち出されたからです。

 

 

私は、97年8月から広東省東莞市で働き始めましたが、会社が終わり帰宅するときには、公園や路上に露天商がずらりと並び、従業員と露天商で焼きビーフン、混ぜ麺、羊肉の串焼きを食べました。飲食だけでなく、アクセサリーから日用品を扱う露天商もあり、夜になると工場のワーカーが露天商に集まり、賑やかでしたねぇ〜。

 

ただ、翌朝の出勤時は、スイカの皮や割り箸が散らかってゴミだらけで非常に不衛生でしたが、、、自転車で通勤していましたが、マンゴーかバナナの皮を踏みスリップしてコケたことを思い出しました!笑

 

中国がどんどん発展していく時代の流れの中で、大都市は煙や衛生の問題で露天商がほとんどなくなってしまいました。広州では、手押し車や天秤棒を担いで果物やお花を売る人をたまに見かけるくらいです。

 

いつからか違法な活動として、城管(都市管理行政執法局)の取り締まり対象になり、よく追いかけられてました。この野菜売りのおばさんは、最近カゴに野菜を入れて堂々と売っていますが、以前は朝の8時を過ぎると城管の男性に追い出されていました。涙

 

瞬時に逃げる準備をしている強者は、レジャー用の敷物の上に商品を並べ、四隅を紐でつなげておき、「城管が来た!」と聞こえた瞬間、四隅の紐を一気に引き上げてサンタクロースの袋のようにして、猛ダッシュで消えて行きました。笑

あのアイディアを見たときは、本当に生きる力の強さを感じましたよ。

 

支払いはすべてwechatpayの電子マネーで支払う

 

 

今回のコロナで失業率者や倒産する会社が、今後増加している、またはすることを予想しての救済措置として「露天商(地攤)経済」が復活するようです。

この発表を受けて、「露天商(地攤)経済」に関連する商品がバカ売れしているようで、小型のワゴンタイプの自動車も売れているとニュースで紹介されていました。

 

露天商は企業ではないので、税収入は見込めないなので、まずは社会の不安定を解決したいという目的が明確ですね。

「露天商(地攤)経済」の復活を喜ぶ声もあれば、衛生面や環境面を考えて反対する声もあるようです。

 

問題が出たら後から修正するとして、とりあえず実践しよう!

 

これが中国のスタイルです。

政府もあれこれ考えず実践させるとこが、中国の強みですね!

「露天商(地攤)経済」がどうなるのか、楽しみです!