みなさまこんにちは
栃木県の足利市にある日本最古の学校「足利学校」に行って来た時のこと
中を見学していて見つけたのがこちら 「宥坐之器(ゆうざのき」
説明書きには・・・
この「宥坐の器(ゆうざのき)」は、孔子の説いた”中庸(ちゅうよう)”ということを教えるものです。
よく言う言葉に”腹八分目”というのがあります。
人は食べ過ぎれば、お腹をこわします。と言って、食べ足りなければ、体力がつきません。
食べ過ぎもせず、食べ足りなくもない、腹八分目の状態が理想なのです。
それを中庸といいます。
この器に、水を少しづつ、ゆっくりと入れてみて下さい。
傾いている器が、だんだん水平になってきます。
さらに、入れつづけると、器は傾いて、水はこぼれてしまいます。
入れ足りなくてもだめ、入れ過ぎてもだめ。
ちょうど、よい分量のとき、器は水平を保ちます。
これを中庸というのです。
ふむふむ・・・っとさっそく試しにやってみました
何も水が入っていない状態
八分目の状態
ほんとだ~水平です
そして入れすぎると・・・
おぉー器の中の水が全部こぼれてしまいました
とっても分かりやすく”腹八分目”が良いことを学べる素晴らしい「宥坐の器」でした
分かっていてもついつい美味しいと満腹になるまで食べ過ぎてしまうので・・・良い戒めになりましたan