英語が出来ないお子様の特徴とは①?
春期講習から間違え直しノートを
始めました。
そこで、改めて気がついた事は・・・
生徒さんは、その単元・単元で説明を
されれば、誰でもその単元の問題は
解けます。
そして、過去形、過去進行形などの
知識が蓄積されます。
それはそれでいいのですが、
英語が出来ない生徒の特徴は
その知識が、
からまった糸のように
混乱しているのです!!
前回御話をした、
単語レベルなら
they these those there
単語のつづりが似ていて、
発音も生徒からしたら似ているもの
使い方、綴りがごちゃごちゃです。
文法なら
現在形と現在進行形の使い分け
春期講習でよくわかったのは、
授業で私が毎回こうだこうだと
話を聞かせても効果が薄い
いうことです。
彼らが間違った時
それを書かせて確認をして
次回復習テストをして何回も
同じことを触れさせることです。
そして問題を解かせて間違えた時に
質問をします。
その質問の時に間違えた答えが
とても大事です。
彼らが間違えた答えこそ、
頭の中で混乱しているもの
、そのものだからです。
例えば、 theseと
答えなければいけないものを
they やthoseと答えた場合、
そこは違うよ、
それは
they はこういう意味
thoseはこういう意味
とその場で言うだけではなく、
やはり紙に書いて
生徒が混乱しているものを
明確にして
それを次回の授業で毎回
確認・およびテストをして
定着をさせると、
間違いなく生徒は出来るように
なってきます。
特に英語という科目は、
他の教科と違って、
その学年のその単元だけが
出来れば点数がとれるという
科目ではありません。
以前学習した内容が
土台になっているので、
積み重ねの要素が
ものすごく大きい科目
なのです。
そのために、
その今習っている単元だけ
出来るようになっても
なかなか点数が伸びない
ということが言える科目です。
そして私も経験したのですが、
英語が苦手になっているお子様は
頭の中にある意味
「霧」がかかっている状態です。
全くわからないわけではないが、
なんとなく「もやもや」しているのです。
この「もやもや」の原因は
先程ご説明をした
似たような知識によって、
混乱し、糸がこんがらがっている
状態なので、
そのこんがらがった糸を
解きほぐしていく作業が
必要なのです。
それが当塾での私の役目です。
白石