プログレスのシブタニです(^-^)/
全てを一人でこなすのはとても大変です...この時期は提出する書類作りもあり...
2月のブログ更新が無かったのはその為です...ゴニョゴニョ...
と、いう言い訳から本日のブログに入りたいと思いますσ(^_^;)
プログレスでは革を染色して自分好みのカラーに!
そんなカスタムが可能です。
今回のオーダーは染色...黄色。

濃い色の染色の際は気にならなかったのですが、
淡い色だと目立つんです、黒い点...
気にはなっていましたが、あまり目立たなかったり、隠れてしまう箇所に出ていたので、
そのまま仕上げていました。
しかし、今回はがっつり目立つ&まん前に出てきたのでさすがに色々調べました、
染色の際にはよく起こることらしいのですが、
鉄とタンニン※の反応によって引き起こることが判明したのです!!
革を湿らせてから染色するのですが、
水道管の中のサビなどでも反応するらしく、厄介です(T▽T;)
※タンニンとは皮→革に鞣す時に使う植物由来の渋です
なんと!
クエン酸が金属と反応して無色の化合物を生成する性質がある!!
という情報&実験結果を発見!
しかし、自分で試さないことには!!それでは実験開始です(^-^)/

革の切れ端を用意しました。
この状態では黒い点はありません。

鉄とタンニンの反応を起こす為に革包丁を研いた際に出た研ぎ汁、
金属たっぷり水を湿らせた革に擦りつけ!

革が乾いてしまってからでは手遅れなのでは!?
と、思いクエン酸の水溶液を真ん中辺りに塗布!!

『おおおおお~~~( ゚ロ゚)』
塗った直後の画像なのですが、
黒い色が抜けてきているのが分かりますか?
そのまま暫く放置したら...

すごい!!
鉄粉が付いた所はより黒く反応を起こしているのに、
クエン酸水溶液を塗布した所は黒くなーい!!

そのまま乾かしましたが全く問題なさそうです!!
鉄染みの除去にはクエン酸の濃度も関係あるそうなので、
消え方に違いがあると思います。
黒い点の正体も、消し方もわかってスッキリです(‐^▽^‐)
乾いた状態でもクエン酸の水溶液を塗布したら結構消えてくれました☆
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