誰もが多かれ少なかれもっている「お金」ですが、「お金って何?」と聞かれると意外に答えられなかったりします。
(僕も実はそうでした・・・
)実は日本で流通しているお金には二種類のお金があります。
ひとつは政府の発行するお金で、
もうひとつは日本銀行が発行するお金です。
(・・・意味わかんないですね)笑
あまり知られていませんが、実はこの二つのお金は同列の存在ではなく、
それぞれ違う役割と存在理由を持っています。
この二つのお金、簡単にいってしまえば、お札(紙幣)と硬貨(貨幣)ですが、その意味も成り立ちも全く違います。
お札は日本銀行
硬貨は日本政府が発行しています

お札が銀行券と呼ばれているのは皆さんも知っていますよね!
では、どうして銀行券と呼ばれているのか??
それは発行している所が政府ではなく、一種の民間銀行である日本銀行だからなんです。
日銀って実は民間銀行なんですよ!
(知ってました??)笑
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日本銀行は、政府から独立した法人とされ、公的資本と民間資本により存立する。資本金は1億円で、そのうち政府が55%の5500万円を出資し、残り45%にあたる約4500万円を政府以外の者が出資する。出資者には一般の株式会社の株式に相当する出資口数を証した「出資証券」が発行されるが、出資証券はジャスダックに上場され、株式に準じて取引されている(ただし、一般の上場株式とは違い、一部の証券会社では日銀出資証券を取り扱っていない場合がある)。証券コードは8301。取引の1単元は100株(便宜上の呼称で、正しくは100口)
以上、Wikipediaより抜粋
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つまり、お札は日本政府ではなく日本銀行が発行する一種の証券のようなもので、硬貨は、日本銀行ではなく日本政府が直接発行する通貨って位置づけなんです。
・硬貨は20枚までしか使えない??
お札と硬貨ではその使われ方も違います。
実は、お札は一度に何枚も使用できると法律で決められていますが、
補助貨幣とされる硬貨は、一つの種類で20枚までしか強制力はありません。
つまり、21枚以上の使用はお店が断ることができちゃうんです

しかもこの硬貨、資源備蓄(金属資源)の意味もあって製造されていて、
価値のある金属で作られているので、その資源的な価値以上の価格で流通しています。
その為、「国の大切な資源を破壊されては困る」ということで、
硬貨の毀損には厳しい刑罰が設けられています。
これは資源高騰の際に、溶かして潰されるのを防止するための手段でもあり、逆に、資源的な価値が非常に低く、政府ではなく一種の民間銀行である日本銀行が発行する紙幣は毀損しても罰則はないんです

(そんなに破ったり、燃やしたりする人もいないと思いますが)笑
ちなみに、刑罰はこんな感じです。
第百四十八条
行使の目的で、通用する貨幣、紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、無期又は三年以上の懲役に処する。
貨幣損傷等取締法(昭和二十二年十二月四日法律第百四十八号)1 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。2 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。3 第一項又は前項の規定に違反した者は、これを一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
1円玉や5円玉で遊んだりしてると、逮捕されちゃうかもしれないですよ

今日は、ちょいとトリビア的なお話しをしてみました

本日もお読みいただきありがとうございました


