鍋の中に水を入れ、カエルを入れる。
カエルは気持ちよさそうにしている。
水の温度をゆっくりあげていく。
1時間に0.1度。
1日に2.4度。
20日もすると水は熱湯になる。
カエルは平気でいる。
やがてカエルはゆで上がって死ぬ。
水が一気に熱くなれば、カエルは飛び上がって逃げる。
時間をかけて少しづつ温度を上げると熱湯になっても逃げださない。
危機がだんだん近づいていることは気づきにくいものだという教訓です。
日本人は危機管理が苦手である。
「災害は忘れた頃にやってくる」 と言ってのほほんとしている。
「日本人はいざと言うときには底力を発揮して、危機を乗り越えるから心配することはない」と言って近づく危機に耳をふさぎ、目をつぶり何の手も打たない。
「景気が悪い」
「このままではマズイ」と言いながら、行動出来ない日本の企業もまた「ゆでガエル」である。
このまま大丈夫だ。
まだ大丈夫だ。
こう思う人は必ず負ける。
現状に満足するな。
変化を恐れるな。
リスクをとって活路を見いだそう。
覚悟を決めて、清水の舞台から飛び立ってみよう。
挑戦こそが道を拓く時代です。
・・・じゃないと、こうなっちゃいますよ



