7年前にも、主人の在外勤務でこの国にいたのですが、その時より強く感じるのが、国という垣根が一段と低くなったということです。


政治的に経済的に・・・という難しいことではなく、身近でそれを感じます。


韓国や中国からの留学生が一段と増えているということも一つですが、もっと身近で・・・・。

たとえば、「食」ビックリマーク


7年前は、寿司(太巻き)作りなどは、日本人の特権?で、よく他国の友人に「作り方教えて!」などと言われたのですが、最近では、「週に1回は息子のお弁当に太巻き入れるよ」という友人がいたり、他国のレセプションで寿司がサーブされていたりします。

需要が増えたせいか、7年前ではアジアンショップでしか手に入らなかった「のり」や「すし酢」・「キッコーマン醤油」なども今や普通のスーパーで購入できるようになりました。

日本食だけでなく、タイ料理やベトナム料理なども然り。

私たち日本人が、家庭の食卓で普通にパスタや中華を食べるように、こちらの人々も普段の食卓で、寿司などの日本料理を食するようになってきたのですね。

緑茶なども若干(かなり?)香りは落ちますが、普通にカフェで飲むことができます。


「食」だけでなく、ファッションや家具・陶器なども、こちらの家庭に日本テイストが浸透してきています。

甚平や着物生地のドレスを着ていたり、有田・伊万里などの日本の焼き物についてもいやに詳しかったりします。


そうなると、在外生活で、日本人ならではの文化を紹介しようとするときなど、より高度な技術が必要となってきます。

「お寿司の巻き方講習会」だけではごまかせないあせる

「茶道」「華道」「武士道」・・・日本にはまだまだ日本独自の美しい伝統文化がいっぱいありますが、これらを披露することは決して優しいことではありません。私にはそれらの素養がありません。


昨今、国際化などと言われ英語の強化などの必要性が叫ばれていますが、この世界の中で日本人として誇りをもって生きていくためには、文化の継承も重要課題だな・・と思います。


頑張れ!これからの日本の子どもたち!!

何もまともに出来ず最近落ち込みがちな私からのエールですにひひ