やっと今日病院に行ってきた。


これで今日からまたちゃんと眠れる。とりあえず一安心。


前回処方された抗鬱剤はやめてもらった。


一年前に完全に抗鬱剤をやめて、もう二度と抗鬱剤は飲みたくないと思っていたのに一年ぶりに飲んでみたのは、新薬で飲んだことがない薬だし少しでも効果があればと、最近不調続きな私は藁をも掴む気持ちだった。


一週間しか飲んでないから分からないけど、うつは改善されなかった。


あったのは眠気の副作用だけ。


医者にその旨を伝えて抗鬱剤はやっぱり要らないと伝えると、


「まだ一週間しか飲んでないからね、今は副作用しか出てないかもしれないけど、これから効果が出てくると思うんだけどね。」


それくらいは私も知っているし、それは一般論であり間違いではないと思う。


でも私の経験上、やっぱり抗鬱剤ではうつは良くならない。あくまでも私の場合だけど。


抗鬱剤以外にも今まで散々いろいろな薬を飲んできたし、処方された薬は必ず自分で調べてるから薬に対してある程度の知識もある。


私にとって抗鬱剤は百害あって一利無しだ。あくまでも私の場合。


(あくまでも私の場合と強調するのは、しつこいですが本当に私の場合だからです。抗鬱剤を独断で減薬や断薬するのは本当に危険ですし、私が一年前に抗鬱剤をやめたのは当時の主治医の指示に従ったまでです。離脱症状に本当に苦しみました。)



その後も医者からいろいろと抗鬱剤の名前を出されて飲んでみるか聞かれたけど、医者から提示された薬は全部飲んだ経験があって、どれも効果が無かったもの、私には合わなかったものばかりだった。


「じゃあ他には無いねぇ。」


「抗鬱剤は結構です。」


ということで、就寝前の薬と安定剤を貰ってきた。



今の医者は悪い医者ではない。


でも私の中では、やっぱり地元の頃の主治医が今まで診てもらったの医者の中では絶対的な存在だ。


薬漬けで一向に病気が良くならない私を、最低限の処方まで抑えてくれた。

かなりの荒治療だったけど、あの医者と出会えていなかったら私はきっと今でも地元で薬漬けのまま、東京に戻ってくることは絶対にできなかったと言い切れる。



今の医者は地元の主治医からの紹介状の内容のまま薬を出してくれてる。


正確には就寝前の3種類の薬のうち一種類だけ変わったけれど、それは都道府県によって薬の規制が違うからだ。都道府県によって薬自体が規制されてるものもあるし、処方内容が規制されてるものもある。たぶん病院や医者の判断で規制しているものもあるだろう。



精神薬の怖さは身をもって経験している。


脳や神経に作用する薬はできればもう飲みたくない。


でも就寝前の薬はまだ必要だ。無いと眠れない。


安定剤は正直あまり必要ないのだけれど、頓服として持っておくと安心かなくらい。


地元の主治医が私に必最低限必要なこの処方に抑えてくれてからもうだいぶ経つ。


この処方から薬が減ることがあっても、できればもう増やしたくはない。



精神薬を全否定してるわけじゃない。


精神疾患にもいろいろな病気があり、いろいろな症状があり、患者それぞれに合わせて薬は必要だと思う。


ただ、薬が救ってくれる部分もあれば、その逆もある。


難しいね・・・。