何年かぶりに雪が降っています。

せっかくなのでイタリア語に絡めてみようかと思います。

数字の続きはまた後日。


雪:neve(女性形名詞)。

雪が降る:nevicare(ネヴィカーれ)(動詞-are)。


「これなら覚えられる! イタリア語単語帳」(NHK出版)にはnevicareの例文が載ってました。


Oggi fa freddo e nevica.(オッジ ファ フれッド エ ネヴィカ:今日は寒くて雪が降っています)


nevicareって書いてないじゃん……と思いますが、イタリア語は活用形がハンパない。

現在形だけで6種類が基本。さらに近過去、半過去、大過去、遠過去があるそうです。近過去と半過去、大過去と遠過去の違いってなんやねん。そしてさらにさらに未来もある気配。

最初からそこまでやると大変なので、とりあえず「雪が降っています」の現在形から。


上の文を分解してみようと思います。


ogge=今日(副詞、男性形名詞)

fa=する、作る(動詞fareの三人称単数形)(天候を表す時は大概この形みたいです。It'sみたいなもん?)

freddo=寒い(形容詞)

e=そして(接続詞)


ということは、


nevica=雪が降る(動詞nevicareの三人称単数形)


ということに。

-areで終わる動詞の現在形活用は、

私/あなた/彼・彼女/私たち/あなたたち/彼ら・彼女たち、に対応しての変化が


o/i/a/iamo/ate/ano


なので、nevicareの


nevico(ネヴィコ)/nevici(ネヴィキ)/nevica(ネヴィカ)/neviciamo(ネヴィキアーモ)/nevicate(ネヴィカーテ)/nevicano(ネヴィカーノ)


ということに。多分。


ogge fa freddo e nevica.の主語は(出てないけど)天気で、この場合は彼・彼女の第三者に相応するんだろう。

ということで、変化形がnevicaになるのね。


ま、別に文章にしなくても、nevica.だけで「雪です」の意味になるみたいだけど。


ってぇことで。


Nevica!(雪だ!)