○福島第一原発1号機「メルトダウン」東電認める(読売新聞)
----------------------------------------------------------------------------
東京電力は12日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉圧力容器で、冷却水の量が少ないため完全に水から露出した核燃料が過熱して容器底部に落下し、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると見られると発表した。
東電は、この状態が「メルトダウン(炉心溶融)」であることを認めた。
東電は、圧力容器の温度は100~200度と安定しているため、今後大きな事故に至る可能性は低いと見ているが、圧力容器を覆う格納容器からも水が漏れだしている可能性が高く、事故収束は難航が予想される。
東電によると、10日から原子炉建屋内に入った作業員が水位計を調整した結果、圧力容器の冷却水位は燃料頂部から5メートル以上低いことが分かった。燃料棒は長さが約4メートルで、完全に露出している。これまでは、燃料頂部から1.65メートル低い位置まで水が満たされていると推定されていた。
東電は、燃料の大半はすでに溶けたり崩れたりして、底部に落下したとみている。経済産業省原子力安全・保安院は、圧力容器の温度が低いことから、「燃料は容器底部にたまった水で冷やされている」と指摘した。
損傷した可能性が高いのは、原子炉の核反応を停止させる制御棒の貫通部など。直径約4.8メートルの圧力容器底部には制御棒97本、中性子計装管34本が貫通している。貫通部周辺の溶接部位は、溶融した核燃料の3000度近い高温には耐えられないという。
-----------------------------------------------------------------------------
■福島第一原発は東日本大震災の被害を受け放射性物質を放出しており、その収束に向けて昼夜を問わず作業が続けられています。
今日、東電は福島第一原発の1号機でメルトダウンが状態にあるという事を認めました。
メルトダウン??炉心溶解??
格納容器内の燃料棒が解けて、核燃料がむき出し状態になりそれが格納容器の底に落下する事??
ちょっと調べて見ました(b'3`*)
燃料棒というのは非常に高い熱を発しています。その熱を利用して水を蒸発させ、タービンを回して発電するのですが、その水がないとなるとその熱はダイレクトに燃料棒に蓄積されます。
そうなると、燃料棒が溶け始めてしまいます。これが炉心溶融(メルトダウン)というらしいです。
燃料棒というのは周りを覆われていてその中にペレットと呼ばれる固形状の放射性物質(ウラン)が入っているようです。
燃料棒が溶け始めるという事は覆っているものが溶けてしまい、中の放射性物質が出てきてしまいますよね^_^;
その溶けた核燃料が格納容器の底に溜まります。それは3000℃という高温ですので底を溶かしてしまうのです。格納容器の底は厚さ4メートルの鉄でできているという事ですが、それすら溶かしてしまう事があるそうです。
そうなると、放射性物質が外に出てしまい大変な量の放射性物質が放出されるという事態になってしまいます。
炉心溶融の結果としては、冷却能力の復旧で大事に至らないケースもあるが、原子炉圧力容器や原子炉格納容器を溶融貫通することがある。核燃料から発生する膨大な熱エネルギーによって原子炉圧力容器や原子炉格納容器、原子炉建屋などの構造物も関連する爆発や火災で破壊され、外部に核分裂生成物(放射性物質)を大量に放出されてしまう恐れがある。(by ウィキペディア)
記事によると、当初燃料棒は水によって全体ではないが冷やされている、と推定していましたが、実は水が少なく、燃料棒が水に浸かっていなかったようです。空焚き状態だったわけですね^_^;
メルトダウンにより格納容器爆発となったら一大事です。
迅速な対応が必須となります。
福島第一原発で懸命の作業を続けられておられる作業員の方々、本当にお疲れ様です。
福島県の為、日本の為によろしくお願いいたします。