街はバレンタインムード。
昨日は街まで出ずに家の中でまた家のことを
たらたらやっていたので
今日は街にでて、
高いチョコレート
でも買ってみよう
と散策にでかけました
予想よりも「チョコレート売り場特設会場」に
お客さんはそんなにいなくて(それでも多かったけど)
かわいいチョコレートを買いました
たくさん飾ったチョコレートが多い中
シンプルな板チョコに決定![]()
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海外のショコラティエの作った板チョコなんか
初めてみました
包みもピンクでかわいい…。
楽しみ
街がうきうきに包まれている中。
その街の中でBig Issueという雑誌を買いました。
見たこと、ありませんか?
街頭でこの雑誌を売っているところ。
これはホームレスの自立支援のために作られている雑誌で
この雑誌を売ることがホームレスの人の仕事になり
収入になるというシステムなんです。
1冊300円。
このうち160円がホームレスの人の収入になります。
今日は比較的あたたかだったけど
でも冬はやっぱりさむくて。
この本を掲げてずっと立って売っている人をみたら。
自分にできること、なんだろう。って思って。
一回は通り過ぎたけど
考えて
買うことにしました。
以前。
母と一緒に街を歩いているとき。
今日と同じようにこの雑誌を売っている人を見かけたことがあって。
母は迷いもなくその人の側に行って
雑誌を購入しました。
私
恥ずかしいけど
そのときまでそんな雑誌が存在すること
それがホームレスさんの仕事になっていることも
全然知らなくて。
ただ母はその雑誌が読みたかったのかな?
くらいにしか思ってなくて。
母からこの雑誌とこの仕事のことを教えてもらって
初めて知って。
「見かけたら買うようにしてるのよ」と。
久しぶりに今日それを売っている人に会いました。
買う前はすごく勇気がいった。
偏見とか差別とかじゃなくて
『お金を恵んでやってる』というような
『自己満足』のためと思われたらどうしよう
とか
『偽善者っぽくないかな』
とか
なんか、いろいろ。
でも、買いました。
それが自分にとって正しいような気がしたから。
でも声をかけるまで怖かった。
でも。
その人はすごい喜んでくれた。
バックナンバーもあげるよ、一冊好きなのもっていって。
断っても 「いいの、いいの」ってニコニコしながら
持ってるバックナンバーを見せてくれる。
本当はね、今日で辞めるつもりだったんだよって
その人は言ってた。
どういう表情かはわかんなかったけど。
なんか恥ずかしくなって、自分が。
「がんばってください」って言うので精一杯だった。
ただ人が困ってるときに手を貸すことを
『偽善』とか『傲慢』だとかいう考えが
頭によぎった自分が
恥ずかしくて仕方なかった。
その考えが実は
偏見以外の何物でもないんじゃないかって。
ああやって
あの人が喜んでくれて嬉しかった。

