山梨県の都留市と言う東京から中央線で大月駅で富士急行線で河口湖行きに乗り換え単線で30分程走ると列車の窓から右側に大きな滝が見えて来る!
そこが十日市場駅と言う小さな
無人駅で滝以外に観光名所たる物は何も無い静かな村が俺の生まれ故郷だ!
夏になれば桂川と言う綺麗な川で水浴びをしたり桑の実を唇が真っ赤に染まる程食べたりと思い出深いふる里だ!
子供の頃、七夕の季節になると母親の実家まで兄弟4人でリヤカーを引き、お爺さんに七夕用の太い竹を切ってもらいリヤカーで20キロも有る砂利道を4人で実家まで竹を運び、たんざくを飾り付けた事を思いだす!
7月7日が近づく頃に懐かしい子供の頃の思い出を思い出す!
田舎の夏は賑やかだ!
うるさい程にセミが鳴き
わずらわしい程、蚊が飛んでくる
夕方になると桂川のほとりに蛍が薄緑や薄紫の光を放ち闇の中に綺麗な光の絵を書いてくれる!
もう田舎を離れて半世紀、脳裏に残る景色や村の家々も大分変わってしまったかも知れない!
子供の頃にお世話になった爺さんや婆さんも、もう居ないだろうが近くに行けば何かの思い出が残っているかも知れないかな!