益子カントリークラブは、歴史の有るコースだ❗
常磐道を走っても、東北道を走っても、さほど距離は変わらない、変わるのは東北道の方が若干、高速料金が高いくらいのものだ!

俺は、常磐道を利用する!
友部インターから17キロくらい一般道を走る事になるが、いざコースに着けば素晴らしくメンテナンスにお目にかけられる!

歴史の有る、昔懐かしい造りのクラブハウスは、どことなく落ち着きを感じる!

ロッカーで着替え、マスター室前に有る大きな太いサルスベリの木は、ご神木のようにドーンとそびえているし、ピンクの花をつけるシーズンに出会うと思わず、手を合わせたくなる程の、立派な大木だ❗

練習グリーンは若干、重めの仕上がりだが、整備は最高レベルに仕上がっている!

27ホールの全てのホール、顔が違い、コースマネジメントはかなり引き出しの多さが必要とされる楽しいコースだ❗

この益子カントリーのバンカーが、嫌らしい難しさを演出してくれている!

先日のラウンドレッスンでも、生徒がガードバンカーによくつかまり、悲鳴を上げていた!

ピンまで30ヤードは有ろうかと思われるバンカーにつかまり、四苦八苦していた!

ラウンドレッスンなので、彼女には可愛そうだが、出るまで打たせて見た!

クラブは予め、2本持たせ、最初のショットはAWで打ってもらう!

やはり、女性の力ではピンまでは届かない!
それどころか、どんどんライが悪くなる!

振り上げてはドスンとクラブを砂に打ち込んでくれるのは良いが、リーデングエッジから砂に気持ち良く打ち込む為、ヘッドが振り切れてこない!

3回打ち、4回打ち、まだ脱出出来ない!
5回目にAWから58度のSWで挑戦する頃には、後続組がティグラウンドに姿を現して来る!

彼女の焦りがピークになる頃
ワンポイントアドバイス、
まずは、スタンスを狭くする事、次に球の後方5㌢辺りに線を引き、その線を、スパッツと消す感覚で振り切ってご覧なさい、

素直な彼女は、6度目のチャレンジで見事にグリーンに乗せる事が出来た!

バンカーはボールの手前、5、6㌢のライン上にヘッドを落とし、ゆったりと打ち抜けば脱出は簡単に出来る事を学んでもらった!

次のホールで、再び砂遊びが始まった!

今度は少しばかりパワーの有る彼女が、なんと、行って見たら、鹿の歩いた足跡の中にすっぽり、入っている!

俗に言う目玉以上に難しいかな?
先ずはSWでやや、シャット気味にアドレス時のフェースをセットさせ、鋭角的にバックスイングを上げてもらい、鋭角的に振り下ろす感覚で、力を抜かずにふり抜けとアドバイス!

中々、上手くは行かないが、彼女は二回目のスイングで見事に脱出出来た!

バンカーはプロから言わせたら、グリーン周りからなら、最も簡単に脱出出来る場所だ❗

コックのタイミングや振り幅、スイングの力の入れ方がイメージ湧くよう、しっかりとプランを立て挑戦してみよう!