20**年2月15日
客に○○山へ行くには○○方面に行ったらいいのか××方面に行ったらいいのかと訊かれた。
分からなかったので、スタッフルームに行って中で待機していたスタッフ達に訊いたら、そんなことも知らないのかと皆に馬鹿にされた。
特に店長からは、
「お前、そんなことも知らないのか。お前と話していると疲れる。お前となんて話したくない。あっちに行け」
とまで言われた。
その後、店長は、腹が痛いと言ってスタッフルームから出てきた。
しばらくしてトイレから出てきた店長は、
「お前が、『○○山』を知らないと言ってから、腹が痛くなってきた・・・」
と悪態をついた。
午後9時。上がりの時間になった。
でも俺は現場から上がることができない。
なぜならジジイが、「なんとかかんとかを打ってくる」と意味不明の言葉を残して現場を去り、中へ入っていってしまったからだ。
現場には必ず一人いなければならない。ジジイがスタッフルームに入ってしまったということはすなわち、私が現場にいなければならないということだ。
中の様子を探りにいったら、はなんと、日報を打ち込んでいた。
日報は、遅番が帰宅する前に必ず入力していかなければならないものだ。
つまり家に早く帰りたいから、俺を現場に残して、その間にのうのうと面倒な作業を終わらせてしまおうというコンタンだ。
ふざけるな。
何でテメエが早く帰るため俺が一生懸命残業しなければならないんだ。
定時になったんで上がりますと言って、さっさと現場を去ろうとした。
そしたらクソバイトは、
「帰りたいんだったら、帰ればいいだろ。・・・早く帰りたいんだろ?」
と嫌味たっぷりに言ってきた。
はあっ?
お前だって早く帰りたいから日報を早々と打ち込んでいるんだろうが。
しかも他の人の時間を犠牲にして。
俺は自分に非があるように思われては後々面倒なので、家に予約が入っているから手伝わなければならない(俺の実家はお店をやっている)という適当な嘘をついておいた。
マジむかつく。
やつは人間の皮をかぶった悪魔だ。
今日はいつもより嫌味くさくないと少しでも気を許すと、すぐに裏切られる。
やつはどんな時でも何が起こっても、俺のことを、都合のいいように利用できる道具、あるいは憎くて憎くてしょうがない、苦しめたくて苦しめたくてしょうがないやつぐらいにしか思っていない。
なんであんな奴がのうのうとこの世で楽しそうに生きていくことができるのだろう。
この世は絶対間違っている。
正しいことをする人が幸福になれるとは限らない。
金がある人、あるいはずるい人、そういった人が総じて幸せになれる世界だ。
ふとした瞬間に怒りがよみがえってくる。