消えてゆく記憶 | 英検1級・留学・TOEIC900点・転職を目指して・・・どん底の人生から這い上がりたかった過去の自分

20**年2月1日



 ふとした瞬間に、ジジイのことが頭に浮かんでくる。



 やつは、俺がやつの進路をふさいでいるとき、必ず


「邪魔」


 ってボソっとつぶやいてくる。



 気分はブルーだ。



 どうして嫌なことを思い出して気分を害さなければならないのだろうか。



 今日は図書館にいって、これまで暗記した英検1級の単語を復習することに専念した。



 覚悟はしていたが、やはりショックだった。



 せっかく苦労して覚えた単語なのに、すっかり忘れてしまっている。



 この腐った脳みそと上手に付き合っていくのは、いい加減うんざりだ。



 英単語は俺にとって重要なものなのだから、一度覚えたものぐらい忘れなければいいのに。




 いつもそうだ。ピアノを練習していたときだって、覚えた曲は忘れたくないのにどんどん忘れていった。



 バッハの主よ人の望みの喜びよも、フーガト短調、インベンション、他にもたくさんの曲を忘れた。



 今では出身高校の校歌ぐらいしか覚えていない。



 俺のようなバカが、どうして生まれてしまったのか。



 ・・・ムカつく。