日本戦没者遺骨収集推進協会にいく
6月21日
日本戦没者遺骨収集推進協会(厚労省が定めた遺骨収集事業を行う法人)に
松本理事長はじめ3名が行き、グアム島の遺骨収容の現状を伺う。
協会から以前、御遺骨があるとされる明確な場所の情報があると
調査、収容に至るといわれたので、
帰還兵小林氏がスケッチで書き示している
どの場所で何名が亡くなったか書かれた少しの資料のコピー
(資料の原本は内藤元理事が持っていて返却待ちのため、
コピーで持っていた少しの資料を渡した)と、
グアム政府考古学者から預かった
アメリカ公文書館の資料のコピーを持参し手渡した。
日本戦没者遺骨収集推進協会は、7月5日から15日まで
グアム島に現地調査に行く予定とのことだったので、
資料を活用して遺骨収容に繋げてほしいと陳情した。
また、今回の現地調査の随行者が、
グアム島に無関係の人であることが判明したので、
厚労省の星野室長、日本戦没者遺骨収集推進協会竹ノ内常務理事、
日本遺族会名雪氏に後日抗議の電話をし、次回は必ず
関係者であるグアム島遺族が同行するようにしてほしいと伝えた。
グアム島で亡くなられた19,135名のうち、
未だ520柱しか日本に帰っておらず、
2016年「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」が成立して、
国の責務として2029年まで集中実施期間と定められているが、
グアム島からの御遺骨の帰還数は乏しく、強い焦りを感じます。
情報をお持ちの方は、ぜひご連絡いただければ幸いです。