平成31年 NPO法人ピースリング・オブ・グアム・ジャパン 春彼岸参拝 | progj

平成31年 NPO法人ピースリング・オブ・グアム・ジャパン 春彼岸参拝

3月24日 千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて

〔グアム島で亡くなられた英霊の春の彼岸参拝〕を

とり行いました。

総勢約50名の方々が参列してくださいました。

 

開式の辞 

内藤寿美子 副理事長

 

黙祷

 

松本平太郎 理事長 挨拶

本日は 大変 ご多忙の中、このように 大勢の皆様方に ご出席賜り、

誠にありがとうございます。 心より 厚く 御礼申し上げます。

 

太平洋戦争の終結から 74年の 歳月が流れ、

平成の世も あと一月ほどで 終わろうとしています。

この平成の 30年を思い返せば、

大規模な 自然災害に 次々と襲われた 天災の時代でしたが、

軍国主義が 跋扈し、戦争という 暗黒の人災によって

夥しい数の人命が 失われた 昭和の時代の 負の遺産を 引き継ぎ、

その悲しみを癒して 平和な 世へとつなぐ宿命と 使命を背負った

時代でもありました。

 

間もなく退位される 天皇、皇后両陛下は、広島、長崎、沖縄など

国内に留まらず、激戦の地となった フィリピンや サイパン、

パラオのペリリュー島など 西太平洋の島々を訪れ、戦火に散った

多くの 犠牲者への 慰霊の旅を 続けてこられました。

しかし、あの戦争の時代に 外地で亡くなられた 240万柱もの

英霊のご遺骨は、いまに至ってもなお 55%ほどしか 帰還していません。

とりわけ グアム島では 国から死守を命ぜられ、僅かばかりの武器で

怯まず戦い 戦死された 1万9000余柱に ついては、

その95%のご遺骨が 未だ 現地に 置き去りに されたままに なっています。

 

平成28年に 『戦没者の遺骨収集の推進に関する10年間の時限立法』が

成立したことで、ご遺骨の収容が 進むものと 私たちは 「仄かな期待と希望」を

抱きましたが、グアム島は その後も 収集は ほとんど進まず、

哀切の思いを 深くしています。

 

わたくしたち遺族が 生きているうちに、何としても家族のもとに

ご遺骨の帰還を 成し遂げ、篤く お迎えできることを 切望してやみません。

 

皆さま方より 常日頃、 温かい お心をお寄せいただき 深く、深く

感謝しております。

あの悲惨な戦いを 絶対に風化させず、次世代に しっかり繋げていくことが

我々NPO法人の 強い理念と 使命であります。

これからも 変わらぬご支援を 賜りますよう 切に お願い申し上げまして、

わたくしの挨拶と させていただきます。

 

平成31年3月24日

NPO法人ピースリング・オブ・グアム・ジャパン  理事長 松本平太郎

 

 

 

顧問 土屋 正忠 元総務副大臣 挨拶


 

 

来賓 東 まり子 武蔵野市議会議員 挨拶

 

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑 古賀英松 理事長 挨拶

 

 

平成30年度 活動報告

茅 行政書士

 

日本戦没者遺骨収集推進協会

JYMA 日本青年遺骨収集団 井上 達昭 様より

グアム遺骨収集に関する報告

JYMA 日本青年遺骨収集団  瀬尾 様、柄沢様


 

 

 

合唱 『ふるさと』

仁後 雅子 監事 

お孫さん

参列者



 

 

献花

献奏

ハモニカ  竹内 克好 様

尺八    齋藤 恭生 様

 

 

閉式の辞 松本 誠 副理事長

司会 

事務局 松本俊一、松本奈津子