4月10日 厚労省と日本戦没者遺骨収集推進協会と土屋代議士を訪問
AM11時、理事長、遺族計6名で
日本戦没者遺骨収集推進協会を訪問。
竹之下専務理事、石垣氏、山岸氏と面会。
竹之下専務理事に昨年末、構成団体(12団体)に入っていないため、
せめて準構成団体に加えてもらいたいと要望書を提出しているが、
今年3月の理事会で決めるので、
それまで待ってほしいと言われたため、
今回その結果を聞きにいく。
専務理事は、現在構成団体に加入のする場合の基準が
できあがっていないため、準備等が遅れている、
まだ確実な返答はできないが、出来次第連絡をするとのことでした。
我々団体は、現地の方々と交流もあり、
情報も得られやすく、更に遺族である点、
情熱も高く遺骨収集が早く進むと思う。
よって早く団体に加えてほしいと強く伝えた。
協会は、遺骨収集をする際の臨時の派遣員の募集も
その都度考えているようで、グアムの遺骨収集の際は、
是非協力したいので連絡がほしいと伝えた。
協会は7月にグアムに情報調査に行く予定だそうで、
我々も7月9日清掃慰霊親善で訪問予定である。
南太平洋戦没者慰霊協会の会長
衛藤晟一参議院議員(内閣総理大臣補佐官)始め、
川崎大師、祐天寺、グアム日本人会、
我々ピースリングが合同で慰霊祭を行うので、
その予定に合わせてはいかがかと伝えた。
日程が確定次第連絡をするとのことだった。
兵士は赤紙1枚で召集され、
グアムは絶対国防圏として死守を命ぜられ、
生きて帰れないと覚悟をしていたようですが、
死んでも帰ることができない、
遺骨の収集が全く進んでいない。
高齢の遺族が元気なうちに、早く取り組んでほしいと、激しく訴えた。
PM1時、厚労省の皆川室長、新任室長補佐2名、
新任係長2名、計5名と面会。
昨年、厚労省に渡したアメリカ公文書館資料コピーにある、
アガットに94柱のご遺体を埋めたという資料の件で
調査の過程はいかがかと聞いたところ、
担当が変わったので引継ぎができておらず、
状況がわかり次第連絡するとの事であった。
12日、担当者から引き続き調査していると電話連絡があった。
スピードと情熱が欲しい。
遺骨収集に充てる国家予算の資料を見せてもらう。
マリアナ方面、グアム島はとても少額で大変不安を覚えた。
昨年、ご遺骨が確認できたのに、雨季を理由に収集を先延ばした結果、
行方不明になったニミッツヒルの御遺骨は、以前として行方不明。
調査中とのこと。
この事件から、グアムから情報が得られづらくなっていると
厚労省と協会から話があった。
観光資源目的の盗難か、原因ははっきりしないが、
この盗難の件で遺骨収集に関する情報が得られづらくなり、
公開もしてもらえなくなり、我々遺族や関係者は大変困っているので
何としても早くグアム政府と話をして、解決してほしいと強く要望した。
また毎年、遺骨収集帰還等派遣費補助金の申請を提出しているが、
毎年局長名の紙一枚で不採択。
何故不採決か、局長から直接説明を受けたいと伝えているが、
毎年回答が得られず、残念。
12日、局長の代理から電話連絡がある。
ピースリングは該当しないとの事。
どのようにすれば該当するのかと聞くと、
お答えすることはできないと言われた。納得できずと話をした。
尚、協会の12団体のメンバーは、
以前から補助金を受けたことがある中核団体として
抽出しているが、どうしてか・・・。
PM1時50分、顧問の土屋正忠代議士を訪問。
以上の話を踏まえ話しをしたところ、担当者を呼んで、
話しを聞いておくといっておられました。
事務所に帰ると、佐多あゆみ様から書簡が届いていた。
厚労省に連絡をとり、皆川室長に疑問や要望を
情熱持って話をしていただいた内容を拝見。
誠に心強く勇気をもらい感動した。感謝。
以上