6番人気までが小数点と大混戦模様だった弥生賞。

ふたを開けてみれば1番人気のカデナが豪脚を見せて優勝。これで重賞を連勝し、一躍クラシックの主役となりました。しかしながら、最近よく見られるトライアルペース。緩いペースで、人気馬の動き待ちというレースに今回もなり、本番の脚を計るようにコマノインパルスが早めに先団にとりつきました。4角では、カデナの位置を確かめる余裕?を見せたものの、並ぶ間もなく抜かれて万事休す。2着には絶妙のペースで逃げた横山典騎手騎乗のマイスタイル。3着にはルメール騎手が惚れ込むダンビュライト。ここまでが弥生賞の優先出走権です。

今回、ペースが遅いとか、タイムが悪いとか、いろいろ言われます。当研究所も今回の弥生賞のレースレベルは「中の下」。

それでも、今回出走した馬たちにはプラスが・・・疲れやストレスが残らないという事です。

誤解を恐れず書けば「良い調教代わり」となったことは確か。

レースればる同行で皐月賞で評価が下がるようなら、弥生賞組がおいしい馬券をプレゼントしてくれそうです。