本日の祝日は株式売買をしている方々にとりましては「余計な祝日」となってしまったようです。

この間為替は一時111円台まで下落(現時点では112円台までは回復)、香港、韓国の下落に続いて欧州も下落しました。

これから開きますNY次第では明日も1000円近い株価の下落となってしまいそうです。


ここにきまして当研究所が下げの第一目標と推測しました15700円を一時下回りました

次はというと下値の目途は13000円。ここまでどのくらいのスピードで行くかにより、世界経済の仕組みまで変化させかねない事態が起こってしまいます。


今回、ヘッジファンドは為替を動かし、株価を連動して乱高下させております。

為替を1円動かすというのは莫大な金額が動かなければあり得ません。

それが昨日辺りは2円の下げを見せるなど、まさにヘッジファンドのやりたい放題。今週いっぱい春節でお休みの中国は来週のマーケットには戦々恐々でしょう。


為替や株式よりも大きなマーケットを持つ債券市場ですが、各国のマイナス金利政策などにより、売買も活発になっております。このような時は日本やアメリカの国債などの債権は資金の逃避場所となります。それでも長くは置いておけませんので、良い投資場所があれば一気に流れますが、その投資場所がない。

これが今の世界の現状です。


こんな時は一喜一憂せずに長期保有株を物色するか基幹産業の割安感の大きい株を購入してじっとしているのが一番です。

もっと良いのは、現金に換えて次のチャンスに備えることです。