今週も一喜一憂の相場が続くと考えられます。

最終的には下がりますが、金曜日の時点で1週間での平均株価のマイナスが先週比で300円以内なら上出来でしょう。


日本に残されたカードは異次元緩和続行です。


しかしながらこれはもろ刃の剣で、昨年消費税10%を来年まで延期したことで、政府の政策(といいますか安倍首相の考え方)に日銀なども疑問を持ち始め、消費税延期をしたしわ寄せが株価に反映してきております。

黒田氏が次の緩和をするタイミングは、次の増税の日程が首相から確約されるタイミングですが、昨年の事がありますので、信用するかどうかです。

先週のように週初めに内々に?緩和策を打ってその効果が限定的となればもうノーガード状態の日本経済になってしまいます。


中国は間もなく旧正月になりますので、政府としましても何らかの株価上昇策は取るはずですが、国民の信用を失墜した相場が右肩上がりという事も考えられません。


今週は15000円台をチラッと見る場面があるかもしれません。


世界経済に加えて、世界的な異常気象(アメリカでは先週末から豪雪)も今週の経済の空く要因となりそうです。


今週は指値買い、指値売りを5%以内で設定して楽しむくらいがちょうどよいと思います。


注:あくまで本ブログは当研究所の考えを私情を交え書いているものです。