幻のカニと呼ばれる「間人蟹」
今日はこの蟹を探ってみます。
間人蟹とは
間人漁港(京丹後市丹後町)に水揚げされたカニ(ズワイガニ)
平成18年に特許庁の地域団体商標を取得し「間人(たいざ)ガニ」と呼ばれています。
間人漁港は京都府沖合の漁場に近く、日帰り操業のため漁獲物の鮮度が良いだけでなく、資源管理の徹底や生産者や流通業者の厳しい選別により高い品質を維持しています。
幻と呼ばれる理由
京都府化の蟹船は間人5隻と少ないことが分かります。
漁期は解禁日11月6日~翌年3月20日までの約5か月間。
冬の日本海は荒れる日が多く毎日漁ができるわけではありません。平均で週一回程度しか出られないこともあります。冬の厳しさが増すと月に1、2回というときもあるそうです。
経ヶ岬沖20㎞~60㎞、水深240m~350m。プランクトンの豊富な漁場、その周辺8か所ほどの通称「魚のお宿」と呼ばれる漁礁。この漁礁に一番近いのが間人漁港です。
夜遅くに海を出て、午前中に「底引き網」でとれた蟹をその日の午後4時からの競りに間に合うように、昼頃には港に戻ってきます。
水揚げされた蟹は競りにかけられ有名料理店や宿などに卸されますが、なんといっても時間をかけずに移動させることが大事。
いくら間人のタグがあっても日が経てば味はどんどん落ちていきます。水揚げされてから蟹の鮮度は落ちやすいのです。
これらの条件が重なり、「間人ガニ」は幻のカニとして重宝されています。
間人ガニを求めて冬の宿を目指す観光客が年々増えています。

