日本は素晴らしい

日本人は素晴らしい

 

なので、日本人である自分は素晴らしい

 

都合の悪いことは全部なかったんです

サヨクのデッチ上げなんです

 

美しい保守の皆様は、そう言い聞かせて生きています

 

本当に本当に美し過ぎる

 

 

 

 

石田新作『悪魔の日本軍医』

恥ずかしながら、この本の存在を初めてしりました

 

現地で非道を目撃した軍医による証言

それを、著書として残しています

 

で、当該記事についたヤフコメの美しいこと美しいこと

真の日本人、保守の美しさが余すところなく表現されています

 

具体例として、その中の一つを引用します

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裏付けが取れていない証言は、噂話と言います。
つまり、5W1H(いつ/どこで/誰が・・・)をキチンと記載されていない以上
その証言は、証拠としての能力が無い事になっています。

特に、10年以上前の記憶は、物証としての能力が無いので
裁判では、10年での時効の根拠となっており、証拠扱いは出来ないものになります。


そもそも、補給を経ったのは連合軍。
民間船舶の食料輸送が届かなくする為、封鎖したのだから、その責任は連合軍側。
東京大空襲など、わざわざ焼夷弾に変え、民間人を標的とした攻撃をしたのは、日本軍の責任では有りません。
【民間人の大虐殺】と云う戦争犯罪を、連合軍が犯したとは言え、それを日本の責任というのは、異常な論理と言えましょう。

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おそらく、元記事をちゃんと読んですらいないのでしょう

当事者として現地にいた軍医が書き残した書物まであるのに

「その証言は、証拠としての能力が無い事になっています。」

とほざいております

 

あったことをなかったことにする

美しい日本の保守の真髄があらわれているようですね

 

後半部分の言い訳も意味不明です

 

はるばるビルマ(ミャンマー)まで進攻してきたのは

日本軍の意志であり、当然補給の責任は日本軍部にあります

補給を絶った責任は連合軍側にある?

 

凄い理屈ですよね

美しい保守の理屈では、戦っている相手国の補給を断つのは

非道だということになるようです

 

そんな幼稚な脳みそで、軍備増強だの台湾有事だのほざけるのですから

本当に大したものですよね

 

東京空襲云々以降の文章については、

本記事とはまったく関係のない、ただの責任回避・責任転嫁論となっています

 

本来、真面目に読む価値など1ミリもないのですが、

美しい保守どもにとっては、それが「正論」となってしまいますから

恐ろしい限りです

 

ちなみにいうと、B29による焼夷弾攻撃の際、

国を愛してやまない美しい帝国政府は、

空襲時の国民の避難を禁止し

命を懸けて消火に努めるよう命令しました(防空法)

 

そういう意味においては、

一般市民を殺したのは連合軍の無差別爆撃と

国を愛してやまない美しい保守ということになりますね

 

こういう美しい保守どもが「憲法」を書き換えるなど

とんでもない話だと思いませんか?

 

 

尚、『悪魔の日本軍医』について

実際の本はまだ読んでいませんが、

Webで調べたところ、内容を詳しく紹介しているサイトを

見つけましたので、参考までに貼り付けておきます

 

ただし、上記記事の末尾にも書かれていますが

「生体実験」の個所の描写は筆舌に尽くしがたいほど

凄惨なものとなっています

もし、目を通されるのなら、それなりの覚悟をお持ちください

 

 

 

いや、本当に日本は素晴らしい国だと思います

当然、日本人は素晴らしく、それを体現している保守はさらに素晴らしい

 

 

自民党、維新、FJ3K、正論、真の日本人

 

保守だと?

 

マジで美し過ぎるな