昭和と聞いて思い浮かぶのは?

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すみません
いささか食傷気味かとは思いますが
こういう日が続いていますので、
もう少し書かさせてください
 
わたしにとって、「昭和」のイメージを一言で言うと
今の日本を形作った時代、という認識となります
 
昭和6年に始まった満州事変から太平洋戦争の敗戦
そして、戦後から現在に至るまでの過程を経て
今の日本が形作られていると考えているからです
 
先の記事にて、沖縄県民が自衛隊に対して抱く負の感情
それがいつまでも消えないのは、この国があの戦争の総括を
していないことが原因だと書きました
 
そしてそれは、何も沖縄に限った話ではなく
自衛隊や憲法を含め、国の在り方を考える上でも
非常に重要なことだと思っています
 
満州事変、日中戦争、太平洋戦争
それらはなぜ起きたのか、日本は何がしたかったのか
何に失敗したのか、それは何が原因なのか
 
振り返り、とりまとめ、反省し、
そこから同じ過ちを犯さぬため、国家としての指針を立て
それを国民全体で共有する
 
明確な方針(国家戦略)さえ定まっていれば、
自ずと目的に見合った軍事力(自衛隊)の在り方や
その先の憲法に関する議論も建設的なものになるはずですから
(ちなみに、わたしは護憲論者です)
 
少なくとも、超大国(アメリカなど)が仕掛ける懲罰戦争でもない限り
戦争によって利益が得られる時代ではなくなりました
 
台湾有事や(軍事面における)中国脅威論など、
それこそ平和ボケの最たるものだと思います
 
冷静に考えてみれば、現時点においては中国にとっても
台湾、アメリカ、日本などと戦争するメリットなど
まったくないのですから
 
専守防衛を旨とし、本来、余計な軍事費など不要な
結構な立場であるにもかかわらず、いたずらに軍隊を持ち上げ
武威を誇示するような行為こそ、国を危険にさらすものであると
言えるのではないでしょうか
 
防衛費の負担増加は、貧乏まっしぐらのこの国を
ますます貧乏のどん底へ加速させることにつながりますから
 
こういった部分に関しても、
結局のところ、「日本はどうしたいのか」という目標や方針が
国民の間で共有できていないところが、国論を迷走させている
根本原因となっていると思います
 
美しい保守の方々が言うこととは全く別の意味で
この国を「普通の国」にするためには、
まず最初にあの戦争の総括をすること、
それが大前提だと思うのです