わたしは人並み程度には、動物に対する情を持っているつもりです

 

ですので、自分が飼っているペットを「家族」として扱う心情も理解はできます

(わたしも、犬を飼っていたことがあります)

 

ただし・・

それでも、人間とその他の動物の線引きは厳然として存在していると思います

 

命の優先順位もそうです

 

たとえ、家族そのものであったとしても

公的な場においては、人間の命に優先させることはできないと考えています

 

動物愛護精神は尊いものだと思いますが、

感情にまかせて無理筋を通すかのような主張については、

反発を招いても仕方ないでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感情にまかせた、行き当たりばったりの薄っぺらい主張

 

たとえ機内持ち込みを許したとしても、

緊急時脱出の際には「手荷物」の持ち出しは許されないのに・・

 

それとも、動物が苦手な人やアレルギーを持っている人に我慢させて

手荷物ではなく人間と同等に扱えとでも?

 

わたしが「動物好き」を自称する連中を信用しないのは

こういう身勝手を平然と主張できるという点も一因です

 

 

もうひとつ・・

 

この人たちの言う「家族(ペット)」は、小型犬や猫(のみ)を

指しているようにしか思えません

ようするに、自分が「可愛い」と思えるものだけを想定しているのでは

ないでしょうか

 

大型犬や、ワニ・ヘビなどを家族同然に飼っている人のことも考慮していますか?

それとも、(あなた方基準で)可愛くない動物は対象外?

 

 

あくまでも人命を最優先としたうえで、

ペットの扱い(非常時の脱出)をどうするか検討するのは全然ありだと思いますし

そういう議論は是非進めて欲しいと思います

 

 

平時において、動物たちも人間と分け隔てなく扱うという考えは理解できますが

非常時においては、区別しなければならない状況が起こりえます

 

そこを区別できない(しない)ような主義者は、

世間一般からはとうてい理解されないでしょう

 

そしてそれは、本当の意味での動物愛護活動にとって

マイナスでしかないと思います

 

無能な働き者の理屈は、

こういうところでも証明されるようですね