ボルドール2の車検整備でカウルを外すのですが・・・

このカウルは重い!!!

 

1人でカウル脱着をすると危ないので、2人作業で脱着します。カウルステーごと脱着します。まっすぐ前に引くと、カウルステーがフロントフォークに当たるので、斜め前に引き抜きます。

 

無事に外せました。

カウルは重くて大変ですが、配線脱着はカプラー2個を外すだけで、ヘッドライト、ウインカー、ホーンを個別に外す必要がないので、その点では整備性は良好です。

 

カムチェーンの調整を行います。たるんでからでは遅いので、大きくたるむ前に調整しましょう。3,000km毎の調整が良いでしょう。

 

テンショナーBのロックナット付近にオイル滲みがありました。ロックナットの中にOリングがありますが、カチコチになっていました。右が新品、左がカチコチのOリングです。

 

カチコチでテーパー状に変形しています。このOリングは純正部品が入手できます。値段も140円と安いので、ケチらずに新品に交換しましょう。

 

この車両は問題ありませんでしたが、ロックボルトの雌ねじをなめてしまっている車両が多いです。

なめてしまった場合、ヘリサートを入れれば良いのですが、この入れ方に問題のある車両が非常に多いです。

写真のように、雌ねじは少し奥まったところからねじが切られています。それなのに、ヘリサートを面一で入れてある車両が多いです。

 

ロックボルトも、中央部にねじが切られていない部分があります。先端はM8でロックナット側はM10です。

ヘリサートを面一で入れてあると、ロックボルトのねじを切っていない部分に当たってしまい、奥までねじ込めません。

奥までねじ込めないと、テンショナーBのシャフトを押さえることができないので、テンショナーBを固定できないのです。ですので、ヘリサートは少し奥まったところまで入れるようにしましょう。

 

車検整備の基本ですが、灯火類の確認をします。

左リアのウインカーですが、点滅はするのですが暗かったので、レンズを外したらとんでもない錆が発生していました。

しかし、この状態で点滅しているのも凄いです。

 

電球を外そうとしましたが、固着していてびくともしません。ソケットはウインカーASSYなので、単品供給はされていません。ウインカーASSYは廃番ですが、同一形状の社外品はあります。

 

一通り整備を終えて、タンクを載せてガソリンを給油。コックをオンにしたら、ガソリンが盛大に漏れてきました。

実はこの車両、しばらく乗っていなくて車検も切れた状態でした。コックの中のパッキンが痩せている場合、しばらく放置するとガソリンがしみ込んで、パッキンが膨潤して漏れが止まることもあります。しかし、今回はダメでした。

コックは純正部品がまだ出るので、素直に交換いたしました。値段は、FBと1100R用が共通で7,650円です。