コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』@コクーンシアター
内容は、
「領主の圧政に苦しんだ領民のために、名主木内宗吾が江戸へ出て将軍に直訴した事件を扱った作品」です。
出演者・制作者の方々が言っておられたように、決して派手な内容ではありません。
苦しんでいる下層の民がメインなので、泥臭い感じのする舞台でした。
セットも本物の土を使っていたし、「土着」っぽさがすごい伝わってきました。
将軍への直訴は重罪であることを知りつつ、佐倉の将来のために命を賭ける決意をした宗吾さま。
観劇後も予定あるから我慢しないと、と思いつつも涙がこらえきれず、何度もぬぐいぬぐい観賞。
宗吾を含め佐倉の人たちの気持ちは痛いほど分かる。ただ領主だって決して悪意しかないわけじゃなくて。
どこかで落とし所を見つけないと解決できないんやろうけど、そう簡単には歩み寄れないもの。
誰かが壁を越えて現状を変えようとしないと何もならない。でも、自分がその誰かになれるのかというと・・・ね。
佐倉義民傳は、何百年も前に佐倉であった過去の話ではなくて、
現在の日本、ひいては世界中で起こっている軋轢につながるもの。
将来のために、今の私たちが何をできるのか考えなければいけないのではないか、
ということを訴えかけるメッセージ性の強いものでした。
終盤、出演者のみなさんがラップにのせて訴えかけてくるメッセージをひしひしと受け止めました。
(ラップはどうなのよと否定的だったけど、
たたみ掛けるように言葉を紡ぐことで、より一層心に伝わってくるなぁと思いなおした)
コクーン歌舞伎だからこその新しい内容で、かなり楽しめるお話でした。
ところで、いわゆる「歌舞伎」版の佐倉義民傳はどういうものなんだろう。
今回のはかなりアレンジされていそうなので、ぜひ歌舞伎版も観てみたい!!
終演後、母親の友人と一緒に銀座でお茶。
念願の「マリアージュ・フレ-ル」へ行ってきました。わーいわーい。
と、ここで姉の友人に出会う。あれ、先月も銀座で偶然会いましたよね。なに、この運命。
紅茶専門店なだけあって、種類がありすぎて選べない。本当に選べない。
迷ったあげく結局ジャスミンティーに。種類が豊富すぎるのも考えものだね。
ケーキや料理もあって、どれもなかなか美味しかった~
しかもカフェで働いてる人みんなギャルソンなんですよ。なんだか、たかまりました。