雪組『マリポーサの花』新公を観てきました。
 働きはじめて初めての新公!!社会人には18時開演はきついです。
 終わってからでは確実に間に合わないので、夏季休使ってやったぜ。

 上級生たちの座るあたりより、ちょっと前あたりの席だったので、
 後ろを振り返って目に焼き付けておきました。
 そのもう少し後ろに、宙組の方がいてた気がするの。
 ちーちゃんとかいたのかな。しっかり確認しとけばよかったわ。

 正塚先生のいう「ガチガチ」の男の友情芝居を新公学年でやるのは大変だろうなぁ
 と考えながら観てたので納得の出来です。むしろ全体的に頑張ってた方だと・・
 やっぱり、私は雪組好きだからね。雪ん子たちを応援する目線で見たいのさ!

 せしる@ネロ
 幕が開いてしばらくは、せしるが存在感なさすぎてドキドキした。
 周りに引っ張られてようやく存在してますというような状態。
 少しずつエンジンかかって、後半はずいぶん良くなってたけど。

 ネロは、重い過去を背負いながらも、過去を受け止めて生きている人だと思う。
 冷静な大人というか。でも、せしるのネロはただのチンピラっぽかった。
 深慮せず勢いで物事にぶつかっていくタイプ。なので、かなり違和感を感じた。

 まぁ、昔のネロはこういう人だったのかもしれないね。
 いろいろ経験して成長する前の未成熟なネロというイメージかな。
 ただ、それは今回の役に求められてるものじゃないんだよ!!

 見た目もねぇ、リーゼントを作りすぎ。自然な方が絶対かっこいいのに。
 あと、分かってたけど彼女は歌が弱い!もう少し安定させないと聞いてて怖い。
 これで新公卒業だし、この経験が良いものになりますように。

 みみちゃん@セリア
 顔は可愛いです。声もきれい。だけど、歌と芝居は・・・
 本公演のブランカでもそうだけど、感情がセリフにのらないんよね。
 研2だし、これから良くなっていく可能性はあると思います。

 せしるネロは、受ける芝居じゃなくて攻める芝居をしていて、
 セリアも自分から仕掛ける芝居なので、なんか2人は合わない気がした。

 凛城さん@エスコバル
 まだ研3なのに、遠目だと、良くも悪くもすごいおっさん芝居でした。
 彩吹さんの役なので意外とはまってるんだけど、もっと若さが欲しい!
 オペラで見たら、整った綺麗な顔立ちなんだけどなぁ。
 どことなく、ずんこさんに似てた(そこまで、歌は上手くないけども)

 最後のセリ下がりながら歌うところは、もっと声を大きくしたほうがいいよ。
 祐輝さん@チャモロがなかなか声を張って話しているので、ほとんど聞こえない!

 けっこうきっちり芝居できる子なんだと、改めて感じました。
 真那くんと同じように、好感をもって見てる人だからがんばってほしい。
 自分を押しだせるようになれば、かなり化けるんじゃなかろうかと期待しときます。
 
 彩風さん@リナレス
 公演の度に成長してますよ、この子は。予想を上回る完成度でした。
 歌もうまいしね。ソロが終わった後の拍手の大きさが、その証拠ですよ。
 たぶん自信あるんだろうね。そういう雰囲気で歌ってた。良いことです。

 あと、熱い気持ちを内に秘めるよりは外に出すリナレスだった。
 こちらは、それが許される若さなんだろうね。
 セリフまわしは、音ちゃんのコピーだったけど、学年を考えたら十分だと思う。

 香綾さん@ロジャー
 びっくりするぐらいに、かなめさんに似ていた。メイクの仕方かな。
 やたら目につくけど、仕様のない役だと思う。
 どうしたら、この役を通して芝居に適度な色をつけれるのか読めません。

 大凪さん@フェルッティ
 もっと強烈な役作りをしてくるかと期待してたんだけど・・案外と普通だった。
 自分色を出せる人のはずだから、思い切ってやっちゃってほしい。
 
 キング@サルディバル
 外見は、素敵な大統領でした。キング??っていうぐらいにいつもと違う感じ。
 でも、話しだせば「あぁ、いつものキングだ~」
 悪役ができるキャラじゃないのかな。ちょっと難しかったのかも。

 柴友さん@イスマヨール
 のえるさんより、厳しそうなパパでした。
 柴友さん、葵さん、彩夏さんあたりは、ベテラン担当ですな。

 愛原さん@アリシア
 彼女は個性的な脇役が合う人です。適度なインパクトを残してくれるし。
 
 真那くん@ラファエル
 本公演のミゲルとかぶる。同じように捕まえられちゃう役だから。
 もっと違う印象になるように工夫すれば良かったんじゃないかなー
 でも、すごい目を引く顔で好き!!やっぱり、誰かに似てるよね。誰だろう。

 愛加さん@ブランカ
 みみちゃんのブランカよりは感情もあるけど、パッとしなかった。
 でも可愛い!なんで使われないんだろうね。もっと上手いこと使ったらいいのに。

 朝風さん@子分2
 子分2は、かーなーりおいしい役なんだわ。演じてる人も楽しそう。
 朝風さんもずいぶん作ってて、とても目を引く芝居をしてました。
 化粧も青っぽいというか、独特のメイクにしてたし。すごいねぇ。
 立ち居振る舞いとか話し方とか、とりあえず全部好き。フェルッティが羨ましい。

 最後は、早花さんのとてもきちんとした長の挨拶のあとにせしるの挨拶。
 「最近、私はよく考えるんです
  生きるってなんだろう、人生って何だろうって」なんて言うもんだから、
 客席全体が「どうした、せしる?」みたいな空気になってた。

 そんな空気をものともせず、彼女は
 「そんなときネロという役に出会って、人の痛みとか辛さとか、つながりとか
  大切なものを学びました。この公演をこのメンバーでやれて本当に幸せです」
 となんとなく上手いことしめてました。

 
 今回のお芝居は、
 新公時代を共に過ごしたナツキさんとゆみこさんだからこそ成り立つ芝居。
 せしると凛城さんでは、どう考えても同じ空間は作り出せない。
 戦場で戦うってなに? 良くて信頼してるビジネスパートナーレベルです。

 そんわけで、最初の方は別のお芝居みたいになってたけど、
 後半は、若さパワーもあってか良い感じに勢いが出て楽しくなりました。
 みなさん、本当にお疲れさまでした☆