また気がつけば一週間経ってしまっていました.
そろそろ,再びBlog強化月間を開始しなければいけませんね.
そうそう,今日は東京都庁へお仕事で行ってきました.「動画革命 東京」ってなんのことだろうと思う人が多いと思うんですが,「動画」とはアニメの象徴的な作業工程のひとつで,ここではアニメを象徴的に「動画」と置き換えて読んでいるようです.
(ちなみに中国ではアニメのことを漢字で「動画」と書きます.)
さて,東京都庁と動画(アニメ)とは何の関係が・・・・と思う人もいるので簡単に説明します.
アニメ制作会社の80%以上は東京都西部地区に集中しています.そういう意味では,アニメは日本の誇る文化コンテンツであり,東京の地場産業であります.なので東京都の産業局がてこ入れをしていると考えてください.
実際に私も,東京国際アニメフェアで審査員を続けて5年,シンポジウムを開催して4年になりますが,それは東京国際アニメフェアは,アニメが東京の地場産業であると気がついた石原都知事が号令をかけて,友人であったうちの理事長にも声をかけたのがきっかけです.さすがに理事長も実行委員になっているイベントなので尽力せざるを得ません.
そんなことで21世紀に入り,東京都はアニメの支援を本格的に始めたのでした.
まあ,ちょうどそのころからコンテンツ産業に暑い目が向けられ始めて,金融関係の会社が投資対象として参入してきたわけですね.
まあ,それからの動きは早いもので,あっという間にいろんなプレーヤが業界に参入してきました.私も大学に来たころはアニメ業界の新参者でしたが,最近の若い人や,他の業界からきたひとにはにとって見れば既に古株扱いです.
話がそれましたが,「動画革命 東京」とは・・・東京都も出資するアニメのファンドのプロジェクトです.
パイロット映像の企画を集めてよい企画については25分から30分を1000万円強で制作させてそれで商売するというものです.
私は,その中心的な人物を知っていますし,信頼しているのでいいのですが,それ以外の人は・・・?ですし,私以外の人は結構不信感を持っていた感じでした.
まあ,いまどき30分近い映像を1000万円で制作するといっても深夜のテレビ番組程度の予算にすぎません.それに情熱を肩受けろというのも無理がある気がします.
そもそも優秀なコンテンツに1000万円程度なら東京都でなくても出す人はたくさんいます.そんなことよりも作って収益を上げたあとのお金をどのように制作者に配分するかをきちんと考えたほうがいいと思います.
結局,業界が繁栄するには,手厚い保護が成果主義しかありません.前者はトヨタや松下電器でしょうし,後者は上場したIT系のベンチャー企業でしょう.一時お金もらっても儲かるかもよでは,ちょっと時給のよい水商売やホストレベルでしょう.そんなことやtt芽生優秀な人材は育ちませんし,流出も防げないと思います.
早く,本物の人が実権握らないかな・・・・