「鴉~KARAS」は日ごろお付き合いのあるタツノコプロダクションの40周年記念作品です.劇場公開はなく,DVDのみの販売です.さとう監督がアニメの常識を超える,かっこいい映像を目指したそうで,実際にアニメと実写とCGとが融合されていて,カットによっては,どうやって作ったのか,専門家のはずが軽くパニックになることもあります.

昨日は,そんな「鴉~KARAS」の制作手法に関連したイベントを主催しました.「デジタルアニメ制作技術研究会」が主催するイベントとして,開催されたイベントで,演出の中村さんをはじめ6名のスタッフが参加していただき,会場は満員御礼でした.私ははなはだ僭越ながら司会をさせていただきました.

「鴉~KARAS」では実写の素材に手描きとCG素材を加えカットを作成したり,人間の演技をガイドにして3Dのアニメーションを作成したりと,本当にアニメーションの常識の多くを打ち破りながら制作されていました.これだけの冒険にもかかわらず,破綻せずに販売にこぎつけた,今村さん(CGプロデューサ)の苦労も相当なものだったろうと思います.


DAM


ところで,このイベントを企画している「ディジタルアニメ制作技術研究会」は,I.Gやマッドハウス,GDHといったプロダクションが中心となって集まっています.私はそのなかの中心的というか,唯一?の部会でもある「デジタルアニメ制作技術マニュアル」を作るマニュアル部会を指揮しています.毎年発行して今年は3月に3冊目となるマニュアルを発行,来年も3月に予定しています.(イベントもいいけどこっちの作業もしんどい).今までは法人会員のみでしたが今年から個人会員も募集したので,今回はそのキックオフもかねてのイベントでした.ちなみに会員ご希望の方はこちらから(http://www.comsup.jp/dar/index.html


当日の内容は年明けごろの映像新聞に開催予定ですので,掲載されたらまた紹介しますね.

それから,また同様のイベントを来年の「東京国際アニメフェア」でやりたいと思います.ぜひ参加してください.