樹脂製キャスト文鎮モデル製作のため、
「旧六研製・真鍮機械仕上GM2期タイプ」をお借りしました。

オーナーの依頼で、
「貸したついでにCP-BLKに直してもらいたい。」との事。

早速、One-offの削り出しにて、旧六研GM2期の専用デトネーターセットを弊社社内にて製作してみました。

オーナーのご厚意で作動動画を皆様にもご覧いただけるように掲載いたします。


カートリッジは「c-Tec製45ACPマイルドカート」をそのまま利用しており、CAP火薬も7mmMG-BLKを1粒のみ使用で、真鍮製の重たいスライドを完全にBLKさせています。

もちろんモデルガン本体は市販状態のままで、全く一切の加工・改造等を行わずに各部の調整を施しているのみで、CPデトネーターを組み込んだだけの作動動画です。

銃腔も完全閉塞されているので銃口からの火炎も全くありません。

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発火に使用した現物の写真を掲載しておきます。

本物のガバメントとは全く違っていますが、旧六研製ガバメントを現代で再び発火させることができるとは思っておりませんでした。

今回は仕事の合間を縫っての作業でしたが、とても楽しい作業依頼でした。