ラチエンランニングアカデミーの山崎です。
前回の記事で、筋力と心肺機能を鍛えるための、主観強度の重要性についてお話しました
。
今回は、成長条件を満たす主観強度に到達する具体的なトレーニング方法を挙げて行きます。
まず大前提として、主観強度の高さを求める一方で、筋肉の外傷やオーバートレーニングに直結する要素が少ないに越した事はないです。
まず、オーソドックスなトラックやロードでのインターバル走について紹介していきます。
※インターバル走のポイントについてはこちらの記事
を参考にしてください。
◾️陸上競技場でのインターバル走
設定タイムを決めて走りやすく、トラックやロードをメインとする競技者にとっては再現性が高いトレーニングが可能。
一方で、主観強度を必要水準まで上げるには一定以上速くかつ長く走る必要があり、コンディションが万全の状態でないとトレーニングが成立しにくいなど、難易度が高い。1人で1000mを5本レースペースで行えるのはかなりの上級者でないとキツい。
実際はTペース(乳酸性作業閾値)より少し速いペースで行うだけで結構大変だと思います。
◾️平坦ロードでのインターバル走
ほぼ陸上競技場と同様だが、サーフェスがより硬くなるため、トラック以上に外傷リスクが高い。ロードレースでの再現性は高い。
上記の様に平坦な場所で走る練習は外的要因による負荷が少ないため、レースでの目標タイムから逆算した設定タイムを決めて実施しやすく再現性が高いため、トレーニングフェーズの後半〜終盤においてはとても重要です。
しかし、高いアウトプットを必要とせず、インターバル走以上に脚筋力と心肺機能を安全に向上させるトレーニングがあります。
それが、
登り坂を利用したヒルクライム走と不整地ランニングです!
次回は外的要因により負荷をかけるヒルクライム走と不整地ランニングについて紹介して行きたいと思います。
ラチエンランニングアカデミーでは、パーソナルトレーニング受講、練習会メンバーの募集を随時行っておりますので、ご興味ある方は是非、HP
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