たまにアクセス解析なんてのを見ると
何年も前に書いた昔のものが突然急浮上してたりする事がよくある。
で、そんなのをつい改めて見てしまうと
当時の自分の解釈が今とは合わなくて、手を入れたくなるという
これまで何度も繰り返してきたループに陥る。
ということで、また手を入れてしまった。。。
出来るだけ当時の感覚は残そうと、恥ずかしくてもそのままにしてるんだけれど、音に関してだけは、、、
てか、個人的には「当時はこう捉えていたのか...」と、それはそれで当時の等身大の自分ログとして、それがたとえ間違っていてもそのままで良いと思うんだけど、私が書いているネタ的にこんな6年前に書いたものを今はじめて見る人がいるってのが問題で。
今わざわざ見てくれる人ってのはそんな事は関係無いですから、いま自分の中で明らかに違うと思っているものが今の情報としてそのまま伝わる事に抵抗が出る。
結果、手直ししちゃう。汗
こんな事をしてたらキリが無いし、随時改訂してられないので過去のアーカイブは見れないようにすれば済む話なんだけれど。。
誰も見ない日記帳なら良いんだけどね。
まぁ、オッサンながら日々成長している証しとしよう。汗
さて、そんな話とは全く関係無く、今日は久々にジミヘンを。
先日の分数コードの流れからこの曲をお題に。
The Jimi Hendrix Experience | The Wind Cries Mary (Performs at Stockholm, Sweden. May 24, 1967)
The Jimi Hendrix Experience | The Wind Cries Mary
邦題「風の中のメアリー」
ジミヘンのアルバムってややこしいんだが、1967年リリースのこのデビュー盤
USバージョンのみに収録されています。
*今ならオリジナルのUK盤ベース+ボートラとして追加されるんでしょうけれど、レコードの場合は収録時間が限られてますからね。
単純に、3曲追加ってことは3曲削られるわけで。。。
The Jimi Hendrix Experience | Are You Experienced *US Edition (Jun 1967)
というのも、ジミヘンはイギリスで先に売れたから。
というかイギリスで見出され、イギリスでイギリスの白人と組んだバンドがエクスペリエンス。
(翌年、世界初の大型屋外ロックフェス「モンタレーポップ」に出演して母国アメリカでようやくブレイクって流れで、そのフェスへの出演ですらUK側のブッキング等を任されていたポールマッカートニーの強い推しだったらしく、完全にUKミュージシャン扱い。)
それゆえ、UKバージョンには収録されていません。
この曲のほか、"Hey Joe" と "Purple Haze" も収録されていません。
何故ならシングルとして既にリリースされていたから。
*先にリリースされたデビューシングルの "Hey Joe" が全英シングルチャートで4位。(この曲は6位)
このアルバムは全英チャートで2位。ちなみに1位はビートルズの「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」...
The Jimi Hendrix Experience | Are You Experienced *UK Edision (May 1967)
そんなこんなで改めて採ってみると、いろいろ分数だった事に今さら気づく。
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*Eb Tune(半音下げチューニング)
[Intro]
| Eb/Bb - E/B - F/C | Eb/G - E/Ab - F/A | Eb/Bb - E/B - F/C | Eb/G - E/Ab - F/A |
[A]
| C B - Bb | F | C B - Bb | F |
| C B - Bb | F |
[B]
| G13 Bb13 | Eb/Bb - E/B - F/C | G13 Bb13 | Eb/Bb - E/B - F/C |
| Eb/G - E/Ab - F/A |
[A]
[B]
[Bridge] *Solo
| F/A Eb/G | Bb Ab | F/C Eb/G | Bb Ab |
| F/C Eb/G | Bb Ab | G | Bb |
| C# | F/C | F/C |
[A]
[B]
[A]
[B]
[Outro]
| Eb/Bb - E/B - F/C | Eb/G - E/Ab - F/A | Eb/Bb - E/B - F/C | Eb/G - E/Ab - F/A |
| Eb/Bb - E/B - F/C |
Eb/Bb= 6x888x
E/B= 7x999x
F/C= 8-x-10-10-10-x
Eb/G= x-10-8-8-8-x, 3x134x
E/Ab= x-11-9-9-9-x, 4x245x
F/A= x-12-10-10-10-x, 5x356x
G13= 3x345x, 353453
Bb13= 6x678x, 686786
*レギュラーチューニングのままで弾くなら、、、
[Intro]
| D/A - Eb/Bb - E/B | D/F# - Eb/G - E/Ab | D/A - Eb/Bb - E/B | D/F# - Eb/G - E/Ab |
[A]
| B Bb - A | E | B Bb - A | E |
| B Bb - A | E |
[B]
| F#13 A13 | D/A - Eb/Bb - E/B | F#13 A13 | D/A - Eb/Bb - E/B |
| D/F# - Eb/G - E/Ab |
[Bridge] *Solo
| E/Ab D/F# | A G | E/B D/F# | A G |
| E/B D/F# | A G | F# | A |
| C | E/B | E/B |
*潔くいくなら、E→D→A→G...みたいな
なんて、割と馴染みあるコードネームとなったりして。^^
チューニングを半音下げて弾くか、レギュラーチューニングで半音下のポジションで弾くか。
どちらでも難なく弾けると思うので、あとはこの響きの違いによる微妙なニュアンスの違いをどう感じるか?って話デス。
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まずイントロ部分をトライアド+ベース音の分数と捉える事で、視点が変わる。
よくTAB譜などで表されているのは、例えば最初のコード、↑で「Eb/Bb」としてる箇所は「6688xx」などとされている。
これでも良いし、私も昔はそう弾いていたけれど、この分数の視点で見ると、5弦は鳴ってしまっているだけで本当は「Eb/Bb」を弾いているつもりと解釈出来るし、その方が自然。
何よりそこから発展出来る。
ということで、この解釈で話を進める。
[Intro]
①Eb/Bb→E/B→F/Cのセットと、②Eb/G→E/Ab→F/Aのセットの繰り返し。
①も②も同じトライアドだが、ベース音が違うってことが伝われば良い。
②のセットは人差し指バレーで5弦から指一本で2弦まで鳴らしハンマリングで1音上のベース音を叩きながら横へスライドするイメージ。
これを別パターンとして他のポジションでも展開するのもアリ。
コードネームからピンと来る人はすぐに分かると思いますが、例えばEb/Gなら3x134xみたいなのね。
[A]
ここは「F」のオープンコードがミソで、親指ベースのシェイクハンドで押さえるからこそ3弦解放からの中指ハンマリングが可能になる。
手が小さ過ぎて物理的にシェイクハンドで押さえれない人は、このハンマリングの音を表現するには親指ベースを諦めるか、別の箇所でFを弾くしか無い。
ただ、そのハンマリングの音が「G→A」だと理解していることでどうにでもなるし、縛られること無く自由になれる。
[B]
13thを効果的に使うところがやはり白人ロックとは違うところで、やはりジミヘンはブラックミュージックなんだと感じるところデス。
[Bridge]
分数としてますが、普通に「F→Eb→Bb→Ab」でも良い。
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ロベンフォードが教則でのトライアドの例題に出してますね。
カヴァーも多いが、スティングがドミニクミラー達とアンプラグドで演ってるverとかは好きです。
(トリビュートアルバムに収録されていたマクラフリンとのやつは嫌い)
Sting | The Wind Cries Mary (from the Live Bootleg Album "Complete Chicago Session" 1991)
ちなみにこのライヴアルバム、ブートだが内容が良いのでオススメです。
Sting | Complete Chicago Sessions (Bootleg, 1991-1993)
元エクスペリエンス、ミッチミッチェルとビリーコックスをバックに
意外と普通に弾いてるゲイリームーアさん。
Gary Moore | The Wind Cries Mary
若い世代は彼のカヴァーで知った人も多いかも知れない。
John Mayer | The Wind Cries Mary
UKソウル界から
ピアノも悪く無い。
Seal | The Wind Cries Mary
最後は誰か知らんけどブルージー且つジャジーなピアノソロで〆
Robert Van | The Wind Cries Mary


