5年D組の事業縮小に続いて、イメージフィールドが民事再生てか
面白いモノを創ってたのに、ドラマ制作会社も同じやなぁ。。。
世の流れに従い、長いものに巻かれ、金を出す人が絶対...
普通はそれで良いのかも知れないけれど、クリエイティブな世界は別。
とはいえ、って部分もまた事実でそのハザマで常に戦い続けねばならない。
しかし、このままいけば本当に面白い娯楽はなくなるぞ、日本。
さて
先日タイムラインに並んだ彼のポストが耳に留まった。
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相変わらずのイザイア節が炸裂ですが、コードワークが美味しい。
5/10に新曲をリリースしたみたいで。
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Time
250円
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イザイアシャーキーという、シカゴ出身'89年生まれのギタリスト。
発音的には「アィ、ザィアァ・シャーキー」って感じに切った方がアメリカっぽい。
Isaiah Sharkey
Official Site, Instagram, Facebook, Twitter, SoundCloud
次世代ソウルギタリストというか、、、
今の R&B/Soul/Jazz ギターシーンを引っ張る、若手の売れっ子ギタリストの一人。
でいて、ソングライティングやアレンジ、プロデュースも出来るから引っ張りだこ。
さらに冒頭のファルセットでの弾き語りのように、結構歌えるのである。
つい先月もジョンメイヤーのサポートギタリストとして来日してたけど、レイラハサウェイ、ブライアンマックナイトなどのツアーを掛け持ちながら、D'Angelo and The Vanguard のメンバーでもあり、また、そのメンバーのクリスデイヴ(ds)やピノパラディーノ(b)達と売れっ子トリオで活動したりもする。
広く注目され出したのは、D'Angeloのバンドに加入したところから。
それ以前は生まれ育ったシカゴベースでゴスペルバンド出身。
「ヴァージニア州の楽器屋で知り合ったんだ。」
なんて、Dとの出逢いの話が面白い。
「あるとき僕は、ゴスペルのレコーディングでヴァージニア州を訪れていた。その頃、ディアンジェロはヴァージニアに住んでいた。その楽器店には、ちょっとしたギターを教えるクラスがあって、僕も教えていたんだが、その音をどうやらディアンジェロは聞いていたらしい。
あるときその楽器でウロウロしていると、一見ディアンジェロ風の男がいろんな楽器を見てた。そこで、思い切って声をかけたんだ。『あなたは、ディンジェロですか?』って、そうしたらうつむき加減にあんまり目をあわせようともせずに小さな声で『ああ、そうだよ』と答えた。僕は興奮した。
で、『自分はギターを弾いていて、ここで教えたりもしている』といった自己紹介のようなことをしゃべった。すると、まあ、お互いに連絡先を交換したんだ。たぶん、ディアンジェロが2012年頃にツアーにでる3-4年前だったと思う。僕はその後、シカゴに戻り、ディアンジェロはNYに移り住んだ。ただ、その間も何かあると連絡は取りあっていた。そして、彼がツアーに出るときに、呼ばれたんだ」
つまり、彼の生年月日から逆算すると、Dのツアーに出たのが23歳
楽器屋で出逢ったのが18-19歳って話になる。
18-19歳の子が教えているギター教室から漏れてくる音で、既にDの心を掴むものがあった
って話にも。
実はこの歳にして来日回数もやたら多く
2014年のクリスデイヴ("Chris Dave and the Drumhedz")での来日が最初だったか?(2016年1月はキャンセルだったけど)
その後、ディアンジェロで2回(2015年8月、2016年3月)、他、ブライアンマックナイト(2016年6月)、レイラハサウェイ(2016年12月)、再びクリスデイヴ(2018年5月)、ジョンメイヤー(2019年4月)、と、、、
失念しているだけで何かしら他でも来日していたかも知れないが、イコールそれだけ世界を回れるバンドに参加出来ているって話で。
しかも、この数年の短期間に。
それだけでも近年この界隈でどれだけ重宝されているかの裏付けになる。
実際、プレイも素晴らしく、奏でる音は斬新で
思いもよらぬところから思いもよらぬ間でスパっとサックリ斬られるのでハッとさせられる。
口数は多いけどね。。
それでいて、歌もイケるんだからズルい。
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つい最近も
彼が参加した Bobby Sparks II のアルバム(3/21リリース) でYeaaah!!! となったばかり。(欧米か)
Bobby Sparks II feat. J. Rob, Isaiah Sharkey & Eric Gales | So Fine
アルバムフル試聴→コチラ
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Schizophrenia - The Yang Project
1,850円
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一昨年にリリースされたソロアルバムで初めて彼の歌を聴いて驚いた。
コンポーザー的なセンスも。
Isaiah Sharkey | Love. Life. Live (2017)
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Love.Life.Live
1,800円
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Isaiah Sharkey | Heaven (Performs on The Jam TV Show, 17/Nov/2017)
何気にコンスタントに曲は出している。
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Still In Love
250円
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Colors Of Love
200円
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14年前
2005年の作品を聴くと、真面目にJazz演ってる。
が、単純に逆算すると、、、当時16歳?って話で。
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Skyliner
1,600円
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16歳の私といえば、、、
せっせとバイトして憧れのエレキギターを手にしたものの、アンプが要ることを後から知り
家にあった8トラのカラオケアンプに突っ込むも、ペキペキした音(エコー付き)しか鳴らず
それでも偶に歪んだ音が出るので(強く弾くと過入力で本当に歪んでいただけ)、まだまだ下手だからだと思い込み、気合いが足りん!なんて戦っていた(何と?)頃。。。
比べるまでも無いそれ以前の問題だけど、何だ?この違いは。汗
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「Spanky の後継者」
Chalmers "Spanky" Alford (1955-2008)
"The Soultronics" と呼ばれた "VooDoo" の頃の D'Angelo、デビュー時の Angie Stone、Tony Toni Toné、Raphael Saadiq、Roy Hargrove、Mary J. Blige、Joss Stone、John Mayer、などなど
2000年前後のネオソウル創世記に大活躍した元祖ネオソウルギタリストと言っても良いか。
wiki→コチラ
D'Angelo feat. Spanky, Raphael Saadiq, Ali Shaheed, Questlove | Lady (Performs "Chris Rock Show" Valentine's Day 1997)
Spanky Alford | The Lord's Prayer (Performs"Soulful Christmas Live" feat. Spanky Alford)
2008年に糖尿病の合併症で逝ってしまい、同年 Questlove と James Poyser がプロデュースしたアルグリーンのアルバムが遺作かと思ってたら、、、
Al Green | Just for Me (from the Album "Lay it Down" 2008)
アルバムフル試聴→コチラ
2014年、14年ぶりに突然リリースされたディアンジェロのアルバム "Black Messiah" にクレジットされてたっけ。。。
ある意味、イザイアはそこで共演したこととなり
ある意味、Spanky流の免許皆伝、正統な伝承者となったとも言える。
まぁ、まだまだ若いし、イザイアはイザイアですけどね。^^
なんて思ってたら、、、
Spanky を語り、実演してる映像がちゃんとありますね。
Isaiah Sharkey on Gospel Vamp and Spanky Alford Riffs
ルート音トップ(1弦)に持ってきた♭13thというかaug7からのスライド技→参照 本家→参照
例えばGaug7(G7b13)なら「3x344x」のルート音(G=6弦3F)をトップ(G=1弦3F)へ「xx3443」とし、そのまま「xx2332」へと半音スライドを繰り返しながら4-3-2-1弦と1本づつ弾く
これだけでも美味しいかと。^^
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各ギターブランドの争奪戦も激しく
デモ演でも引っ張りだこ
Isiah Sharky | D'Angelico Deluxe Atlantic Demo
彼女もそのうちネタにしようと思いながら書けてないMelanie嬢と共に
2人とも売れてくれれば D'Angelico の日本市場への正規展開も近づくか?
Isiah Sharkey and Melanie Faye R&B Jam!!
Isiah Sharkey | Monarch Custom Demo
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バッキングの解説なんて素晴らしいですね。
良い時代だわ。
Isaiah Sharkey on Gospel R&B Guitar Phrases
Isaiah Sharkey on D'Angelo's "Till It's Done"
D'Angelo and The Vanguard | Till It's Done (Tutu)
Isaiah Sharkey on D'Angelo's "Anothe Life" →コチラ and more...
D'Angelo and The Vanguard | Another Life
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そして、サポートから離れるとこーなる。
Chris Dave | Mainstream (Outkast Cover) Live in Paris 19/Nov/2012
ベンソンばりのスキャットもこなす
Marqueal Jordan, Isaiah Sharkey, Leon Q, The MoFitz Project and DJ Lee Farmer | Love X Love (George Benson Cover) Live at Hard Rock Hotel Chicago 2014
何より、歌えるのがズルい。笑
Isaiah Sharkey | Let's Stay Together (Al Green Cover) Live at Little Kids Rock Jamfest in Chicago 2018
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世の多くのギタリストの憧れが
70年代の3大ギタリストやジミヘンに始まり
80年代の華やかなHR/HM早弾きギタリスト
からの、スティーヴィーレイヴォーン
90年代は、また新たな次世代ムーブメントが起き
(この辺で止まる人と、ここから始まる人でジェネレーション的に大きな溝があったりする)
2000年代に入ってからは、ジョンメイヤー
で、2020年代に入ろうかという昨今、トムミシュの名前を挙げる人が増えているらしい
そんな流れから、今後、この手の R&B/Soul/Jazz/Funk ベース、つまり黒いエッセンスのギタリストの時代が来そーな波を感じている。
先入観の無い若い人こそってやつで。
70-80年代は、ロックからテクニカルな方向へ進んだ人がプログレーJazzフュージョンへって流れがあったけれど、入口から違って、いきなりコッチの世界。
頭でっかちに、理論がー、テンションがー、スケールがー
っていう先入観が無く
本来自由であるべきJazzを「こーであるべき」とやたら縛りたがる人も少ないだろう。笑
それは世間のイメージが「バンド=ビジュアル系&オタク系」になってしまった日本でも同じで、流されずいろいろちゃんと自分で判断出来る人にはこれまで以上に支持される筈。
実際、若い次世代のR&B/ソウル系ギタリストが出てきている。
さて、ようやくマイノリティから脱するのか。
いかに。^^
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PS.
Spanky スタイルの奏法解説がパワーアップしてますね。笑
Isaiah Sharkey | Teaches Spanky Alford Chards
物凄く分かりやすいけど、、、、出来ん。汗