The Crusaders / Melodies of Love (Live)
昨日、フォーミュラEを観ようと仕事を切り上げ一息ついていた頃
ジョーサンプルが亡くなった。
と、突然の訃報が飛び込んで来た。
イマドキは公式のFacebookなんかがあるから、そこで家族が発表してたら信用せざるを得ない。
→コチラ
昔から大好きなピアニストでありコンポーザーであり、想い出も多く言葉にならない。

享年75歳。
何と1939年(昭和14年)生まれやったとか。
デビ爺より2つも年上やってんや。
去年やったか?一昨年やったか?
ルイジアナ南西部のサディコミュージックをベースにした「Joe Sample & The CreoleJoe Band」というバンドの中に、レイパーカーJr.と一緒に山岸さんがシレーっと入ってて、ココでもネタにした記憶があるんですが、、、
毎年のように何かしらで来日し、若々しいイメージもあったんで驚いたんですけど、昨年末に肺炎で倒れて入院し、今年1月の来日予定もキャンセルしていたようですネ。。。
それがランディクロフォードとのユニットやったらしい。
流石にリリースした'79年当時の勢いはありませんが、この円熟味はコレはコレで観たかったなぁ。
The Crusaders feat Randy Crawford / Street Life (Live, 2003)
ジョーサンプルのローズもファンでした。で、何気にレスポールでカッティングしてるオヤジはレイパーカーJr.ですよ。
オリジナル (PV)→コチラ
オリジナル (Full Version)→コチラ
個人的には周りがクロスオーバーがどーのこーのと熱くなって、、、といっても世代的にガキ過ぎてリアルタイムでは無いのでクロスオーバーって感覚では無く、、、
リアルタイムで過ごした先輩達の影響で、テクニカル系プレイヤー達がおのずと辿り着く流れって分かりますかネ?
そんな周りのノリがどーにもピンと来ずテクニカルなプレイにも興味無かった私は、むしろウンザリしてたクチやったんですけど、そんな中、私の好みにハマったピアニストがジョーサンプルでした。
先の「Melodies of Love」しかり、この「Street Life」しかり、黒いエッセンスと共に彼独自なキャッチーなメロディが刺さるんですかネ?
こんなのが「らしい」か。
Joe Sample / There Are Many Stops Along The Way
彼の書く曲はヴォーカルもハマる。
The Crusaders feat Nancy Wilson / The Way It Goes (Live)
コレとか。
The Crusaders feat Bill Withers / Soul Shadows
こんなのとか。
The Crusaders / Chain Reaction (live, 1987)
(ジョーサンプルから離れて脱線しますが、この曲のギタリストの変化によって変わる印象が興味深い。
'75年のオリジナルがラリーカールトン→コチラ
カールトン脱退後に加入したビリーロジャースってのがナカナカ面白くて、この曲ならこうなる→コチラ
で、デビ爺なら↑な感じ。)
元々は地元テキサスのハイスクールで知り合ったジョーサンプル(key)とウィルトンフェルダー(ts)、ウェインヘンダーソン(tb)、スティックスフーパー(ds)の4人で結成されたクルセイダース、初期の頃はこんなテキサスファンクなニオイもありました。
スティックスフーパーのドタバタドラムが本領発揮ですが、初期のスタジオ盤ではウィルトンフェルダーがベースも弾いていた事が大きいか。
The Crusaders / Stomp and Back Dance (Live at Soul Train)
スタジオヴァージョン→コチラ
個人的にこの曲が収録されている「Southern Comfort」ってアルバムはオススメなんですが、ギタリスト目線でもトーキングモジュレーターやワウ、フェイザーにファズ等を駆使しつつバッキングに徹するラリーカールトンが聴けるマニアックなアルバムって感じですかネw
「Room335」以降のプレイしかイメージが無い方は、カールトンの印象が少し変わるかも知れません。
そんなクルセイダース時代ですが、平行してスタジオミュージシャンとしても活動してる。
先のハイスクール時代からの相棒ウィルトンフェルダーが、SAXでは無くベーシストとしてモータウンをはじめスティーリーダンなどに駆り出されていたのは有名な話ですが、実はジョーサンプルもモータウンの仕事を多くこなしたらしい。
有名どころでは、The Jackson 5 「I want You Back」の、あのイントロのピアノが彼とか。
*確かに、ベースはジェームスジェマーソンやと思ってたけどウィルトンフェルダーらしく、言われてみればやし、ギターはどう聴いてもデビ爺でしょうからあり得る。
この時代のモータウンレベールの常で、プロデューサーはもちろん、作詞作曲者ですらチーム名でクレジットされている。
そんな状態ですので、各楽器のプレイヤーがそれぞれ誰ソレとかは当然クレジットされてない。
それぞれが後世に残るほど素晴らしく印象的なプレイをしてるのにネ。あ、だからこそなのか!と思うと深い。。。
ソロになってからも活動は精力的で、アチコチでとにかく名前を見た。
デビ爺と出した2枚のアルバムとかネ。
Joe Sample & David T. Walker / Hallelujah, I Love Her So
Joe Sample (key), David T. Walker (g), James Jamerson (b), Earl C. Palmer (ds) といった、今から思うと夢のようなメンツでのアルバム。
デビ爺のインタビュー記事によると「テープを使わずダイレクトに録音する方式をとったので大変だった」との事。何せ1978年当時ですからネ、ダイレクトといえば直接レコードに刻む「ダイレクトカッティング」の事だと思いマス。要はほぼ1発録りやったってことですネ。
そんなメンツも、気付けばデビ爺だけになってしまった、、、長生きしてください、マジで。
Joe Sample & David T. Walker / Soul Food Cafe
そんな長年の名コンビですが、実はアルバム作るにあたってどっちの名前を先に並べるか?揉めたらしいデス(笑)
そうそう、デビ爺&ジョーサンプルといえば、冒頭の「Melodies of Love」があまりに話題になった78年リリースなジョーサンプルのソロアルバムに実はこんな曲もありました。
2Pac以降、今やすっかりサンプリングネタになってしまってますので、ソッチ方面が好きな方は耳にしてるかも知れません。
Joe Sample / In All My Wildest Dreams(野生の夢)
「野生の夢」なんて邦題がついてましたけど、ジョーサンプルとローズとデビ爺のギターの会話が垣間見れる代表曲と云っても良いのではないか。
この心地良いグルーヴと包まれるような暖かさは一体何なんでしょう?
実は、この2人の名コンビ復活とその来日を待ち望んでいたんですけどネ。
叶わぬ夢になってしまいました。。。
他、個人的には90年初め頃に大阪万博公園で観たレイラハサウェイをフューチャリングしたマーカスミラーとのユニットが印象に残ってる。
その後、十年近く経ってリリースされたアルバムとか。
Joe Sample & Lalah Hathaway / When Your Life Was Low
マーカスで思い出した。
クラプトンも加えた、こんなセッションやらw
Legends (Eric Clapton, David Sanborn, Joe Sample, Steve Gadd & Marcus Miller) / Live at Montreux 1997
まだまだ、、、キリが無いなぁ。。。
ホンマ、、、
影響を受けた名プレイヤーが毎年次から次へと居なくなるのが寂しい限りですが、、、
こうして振り返ると、また改めて勉強させてもらえる。
暫くトリビュートですネ、私は。
冥福を祈ると共に厚く熱く御礼申し上げマス。m(__)m