良い天気に(じっとしてると)丁度良い気温。
ずっとこんなんやったらエエのに。
さて、ワールドカップが開幕したりで時差がおかしくなってる人もチラホラ居てるみたいですが、日本時間では今夜22:00にスタートするのが「ルマン24時間耐久レース」
F1モナコGP、インディ500、と共に「世界三大レース」なんて云われ、現在はWEC(世界耐久選手権)というシリーズの中の1戦なんですが、他も一緒で特別感がもの凄く強いですよネ。
歴史的イベントであることはもちろんですが、かつて日本でもヒットした映画「栄光のルマン」など、そのレースを舞台に映画化されたのも多く、おのずと注目度が上がり、すると、ゼニも集まり、参戦チーム(メーカー)も増え、、って相乗効果。
今や開催場所であるサルテサーキットの運営まで行う主催団体のACO vs FIAってのもドロドロし過ぎてて面白いんですが、ソレを話し出すとキリが無いどころか夢が無いので割愛する(笑)
ちなみに、かねてからFIAに反発しているフェラーリですが、遂にF1から撤退しルマンに絞る可能性は否定出来ないとモンテゼーモロ会長が言ったとか言ってないとか。
ポルシェも復帰したことですし、栄光のルマン再びなトップカテゴリーでの「ポルシェvsフェラーリ」も復活するのでしょうか?
そんなタイミングでの今回のルマンでは、フェルナンドアロンソがスタートフラッグを振る。
個人的に24時間耐久と云えば、一時生キャラメルで一世を風靡した北海道は花畑牧場の近くで開催されていた「十勝24時間耐久レース」を思い出してしまう。
当時、市販車をベースにしたN1車輛を基本とする日本独自なS耐(スーパー耐久)シリーズ中の1戦だったんですが、日本で唯一開催されてた24時間耐久レースでしたので、各メーカーが華々しくスポット参戦する事で話題でした。
そんなメーカーさんは、プライベーター相手に勝って当たり前状態なプレッシャーの中、レースよりも正に「走る実験室」状態で妙な緊迫感でしたけどネ。
過酷なコースとして古くから有名で、各社スポーツカーの開発、特にエボモデルはココで鍛え上げられることに一つの価値観が生まれるほどになったニュルブルクリンクってサーキットがドイツにありますが。。。
そのコースで来週開催されるニュル24hに、今は差し変わったって感覚かも知れません。
規模は全然違いますけどネw
そんな国内唯一の24h耐久レースも、もう5-6年経つんかな?残念ながらサーキットの倒産と共に無くなってしまいましたが、何度か参戦しましたからネ、想い出深い。
もちろん、走る方では無く広告代理店としてのお仕事ですケド。
中継メディアのディレクター捕まえては「あの車のあのロゴ狙って~!」とか指示しながら
時間はたっぷりあるからと、突然思いついた企画を実行してもろたり。
スチールカメラマンに暗闇ならではのカットをアレコレ無理言ったり。
クライアントチームのピット裏で繰り広げられるBBQ的な宴をアチコチハシゴしたり。
時間を持て余しナンチャッテカメラマンになるのは良いが、コースの外周で蚊に刺されまくって大変やったり。(タイヤバリアの古タイヤって実はボウフラパラダイスなんデス...)
夜中、ピットに入ってきた車を正面からカメラを構えて狙ってると、止まった瞬間、虫を全身タップリ浴びせられたり。
「絶対勝つぞー!」なんて士気も高まる中、裏ではチームオーナーから、例えばNSXのS耐車輛で24時間完走すると、ガソリン代だけで約20万円(当時1L辺りナンボやったか覚えて無いけど)掛かっちゃう。正直、気持ちはどーしようもなく複雑なんです、、、なんてマジ相談受けたり。
そんなこんなで、24時間耐久ならではのモノってのはそれなりに理解してるつもりデス(違w)
って、そんな話はどーでも良いのですが、、、
近年は例に漏れずレギュレーションとしてトップクラスはハイブリッド化。
くわしくは、懐かしのアンソニーデビッドソン君↓が解りやすく解説してくれてマス。
TOYOTA Racing アンソニー・デビッドソン TS040 HYBRID 解説ムービー
かつて、佐藤琢磨と共にカーリンでF3を走らせ、F1でも琢磨と一緒にBARホンダやスーパーアグリという日本人には縁のあるアンソニーデビッドソン君ですが、近年はトヨタでWECマシンを走らせている。
金曜日の主役と言われたBARのリザーブ時代からBBCで解説してたり喋りが達者なんで、現在SkySportsのF1中継で解説してる姿を観てると、現役感は薄いんですけどちゃんと走ってますネw
チームメイトのステファンサラザン(元スバルWRCワークスドライバー)やアレクサンダーブルツ(元F1ドライバー)、セバスチャンブエミ(元F1ドライバー)然り、復活したポルシェを駆る昨年までのF1ドライバーなマークウェバー然り、今年はWTCC行っちゃって出て無いけど前人未到な9年連続WRCチャンピオンのセバステャンローブ(オーナーを勤めるセバスチャンローブレーシングとしてチームはエントリー)然り、私と同世代のモータースポーツファンならご存知であろうステファンヨハンソンやミカサロ、ニックハイドフェルド、ジャンカルロフィジケラ、マルクジェネ、等々がまだ走ってたり、ハイドフェルドのチームメイトはアランプロストの息子だったり、ならセナの甥なブルーノセナも走ってるし、そのうちセナプロが実現したりして?なんて妄想したり、、、etc, etc....
そんな、かつて別カテゴリーで名を馳せたドライバーが毎年誰かしら多々出てるのも特徴か。
私の周りでは、ワールドカップよりもそんなルマン関連のニュースで湧いた今週。
まずは、フリー走行でのこの映像に言葉を失う。。。

幸いドライバーはかすり傷程度で済んだらしい。
で、流石チャンピオンチーム、マシンは大破したものの既に修復完了とか。修復てw
でも、こんなのを目の当たりにすると、レギュレーションで背が高くカッコ悪くなったマシンも許せるようになりますネ。。。
ドライバーはSuperGTやFポンで活躍し日本に馴染み深いロイックデュバル。
私も間接的ながら接する機会があっただけに他人事じゃなく肝を冷やした。
そんな中、昨日ポールを獲ったのが、、、

中嶋一貴。
説明するまでもありませんが、日本人F1ドライバーのパイオニア中嶋悟氏のご子息ですネ。
お父さんがホンダワークス、息子がトヨタワークスってのも面白いが、F1ではアレやったけどちゃんと世界のモータースポーツ史に名を刻んだやん。
(お父さんは確か、何年か忘れたけど土砂降りのブラジルでの最速ラップで名を刻んでる筈。)
日本人初の快挙と既に報じられてますのでご存知の方も多いと思いますけど、ホンマに凄い事なんですよ。
名門ヨーストレーシングが請け負う常勝アウディに加え、今年はかつて耐久王と云われたポルシェが戻ってきたし、レースとなるとどーなることやらですが夢は見せてもらえる。
そーいえば、余裕?のアウディはこんなプロモーション映像まで作ってましたネw
Race car on the road - "Welcome back"
ルマンを知り尽くしてるポルシェですが、、、展開が読めん。。。
Le Mans 2014. We are ready.
Porsche Heritage - The Spirit of Le Mans
なんて観てると、懐かしの映像が出てきた。
Mazda 787B - Le Mans (wonderful sound)
787Bについては以前ココで書いたことがありますので、ソチラをご参考まで→コチラ
F1もそうですが、この音で育った者としてはやっぱりコレじゃないと、、、って思っちゃいマス。
音つながりで無理矢理音楽ネタへ繋げますけど、アウディがデザインしたグランドピアノが存在するのってご存知です?
AUDI TV - Bösendorfer
ベーゼンドルファーといって、スタインウェイ、ベヒシュタインと並ぶ、世界ピアノメーカー御三家の一角。
そこがリリースする「デザインモデル」というシリーズに「アウディモデル」がある。
詳しくは→コチラ

実は、同じシリーズに「ポルシェデザイン(*)」モデルもあったりw
(*)ポルシェデザイン社は、ポルシェ社から独立した工業デザイン専門会社である。
アウディもそのうちそんな部門が独立して「アウディデザイン」なんてデザイン会社が生まれるかも知れませんネ。
(現に近頃のライカの削り出しアルミボディはアウディがデザインしている)
でも、間違っても「トヨタデザイン」はあり得ない(レクサス含むww)
ソコが世界との差なのかも知れませんネ。
(アウディもほんの20年程前まではVWに毛が生えた程度のダ○イ車で、今ほどのプレミアム感は無かった。
それが、デザインとブランディングに相当取り組んだ結果ですよネ。今のアウディを築きあげたのは。
今後例えばレクサスがそうなれるか否かは、母体の考えが相当変わらない限り難しい気がするのと、、、
もし、実現する日が来るとしたら、もはや日本車では無くなってると思いマスw)
そんなルマンの放送ですが、今年もアチコチのネット生中継を観るのがベストか。
特に地元フランスの動画共有サイト「DairyMotion」は主催のACOの協力を得て、もう既にLive中継しっぱなしである(笑)
→コチラ
現在、最も開放されたモータースポーツ中継かも知れません。(やっぱりFIAがクソなんやな...)
各車オンボードカメラLive映像→コチラ
他、録画分の「Replay」や「Highlights」なども随時まとめられてガンガン上がって来る。
順位やGapなど簡単な情報が得れるLiveTimingはコレか→コチラ
CSの「J Sports 3」が観れる方は、21:30~6:00、16:00~23:30と前後半に分けて放送されるので、それが唯一の日本語放送ですかネ。
後は、アウディやトヨタが今年も独自にやるみたい。
オンボードコンピューターの情報と同期させた車載映像やピット内の様子など、外部のプレスではナカナカ入り辛い部分もあったりして、コレはコレで面白いデス。
・Audi Sport Live Stream →コチラ
・トヨタ ルマン24時間レース特設ページ →コチラ
・Porsche 24 hours of Le Mans Live →コチラ
他、日産もあったような。
キリが無いので触れませんが、日産は日産で面白い。
あと、ミシュランとかもあったよーな。(^_^;)
関連記事→コチラ
iPhoneなどで何タラストリームを介して中継してるところもあったり、良い時代になったもんデス。
ちなみに、次週ドイツのニュルブルクリンクで開催されるニュル24時間耐久レースは、プライベーターのエントリーも多く、日本からも大量に関係者(トヨタグループ各社&スバル関連)やサプライメーカー関係者、アマチュアレーサー、自動車関連ジャーナリスト&カメラマンなどのメディアが訪れますので、そんな手作り中継をより楽しめたりw
そんなこんなで、瀬戸内海に浮かぶ謎のリルビーンにて今宵催されてるであろうNGOの生中継は無さそうですが、地球の裏側ブラジルやフランスのルマンでの様子はライブで観れるのである(謎爆)
さて、シリーズではトヨタが今シーズン開幕から負け知らず。
(第1戦シルバーストン6h優勝#8号車, 2位#7号車、第2戦スパフランコルシャン6h優勝#8号車, 3位#7号車)
この勢いのまま、1991年のマツダ787B以来の日本車の総合優勝、また、1995年の関谷正徳、2004年の荒聖治以来の日本人ドライバーの総合優勝があるか否か。
#7号車の中嶋一貴がポールトゥフィニッシュで勝って、「日本車&日本人ドライバー&日本チーム*」の総合優勝となると史上初の快挙である。
号外出さなアカンw
(*チームはドイツにあるTMG(Toyota Motorsport GmbH)っていうて、元はオベアンダーソン率いるTTE(Toyota Team Europe)としてセリカでWRC(世界ラリー選手権)を戦い、90年代に名門ランチャから王者の名を奪った常勝チーム。
WRC撤退後、平行して行ってたルマン24hの活動からF1活動へ注力。大幅に規模が拡大され新生TMGとなったもののF1撤退と共に縮小。現在はWECでの活動を柱にツーリングカーやラリーなど、ヨーロッパにおけるトヨタモータースポーツ活動拠点としてマシンやパーツの開発からチーム運営まで行われている。(今シーズン、ケータハムF1チームに風洞を貸してるってのもココ)
そんなこんなで、資本こそ日本ですが、、、 実情はヨーロッパに根ざしたドイツ企業で従業員はもちろん9割9分外人w
ドライバーも2/3は外人やし、このグローバル社会、生粋な「日本車&日本人ドライバー&日本チーム」なんてのは正直ありえなく、厳密には微妙な表現なんですけどネww)

ま、いくら条件が揃ってても、筋書き通りにいかないのがルマンですけどネ。。。
他、注目の日本勢としては、、、
・昨年話題になったNISSAN DeltaWingが「ZEOD RC」に生まれ変わり今年も特別枠でエントリー。早速「電力モーターだけで時速300km/h」を樹立など話題を集める。
・レースクイーンからレーシングドライバーに転身し、海外で実績を重ね、2012年にWEC発足と共に世界初の女性ドライバーとしてエントリー後、現在、名実共に女性最速ドライバーとなってる井原慶子は、Morgan Judd #50号車(LMP2クラス)
・所属チームの資金的な問題でエントリーから一時姿を消した中野信治ですが、突如エントリーが決まった日の丸チームのチームタイサンからエントリーする模様。Ferrari 458 Italia #70号車(LM-GTE-Amクラス)
など。
今年はどんなドラマを魅せてくれるんでしょうか?^^
PS.
ちなみに関西、特に宝塚で「ルマン」といえば、コレですよネ(笑)

コレはエッグサンドですが、この玉子の量見てよw
全てのメニューが「これでもか!」って位にてんこ盛り。
他、フルーツサンドも有名。
差し入れとして喜ばれること請け合い。
定期的にカラダが欲する逸品デス(決して催促してるワケでは無いww)
詳しくは→コチラ
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PS.
サッカー日本代表が初戦落としたのと同じ頃、#7号車をドライブしていた一貴も終わった。
ポールスタートから14時間余りトップを堅守していたのにネ。。。
その後もトップに立つ車は相次いで壊れるという、今年も大波乱な24hでしたが、そんな24時間を6分弱にまとめたダイジェスト(助かるけど何だかなぁw)
WEC Round 3. Le Mans 24 hours 2014, HighLight (J Sports)
ちなみに鈴鹿でF1日本GPが開催された翌週の10/10-12、富士スピードウェイでは「WEC第5戦富士6h耐久レース」としてこれらのマシンが集結します。
この24hでも序盤からサイドバイサイドで競り合ってましたけど、1/4な6hですのでもっと激しくハイスピードなバトルが繰り広げられるハズ。
ご興味ある方は是非。
詳しくは→コチラ