リビングストン教会メッセージ


早天祈祷会2017.7.7
聖書本文:民数記24:12-25
主題:イエスこそ真の王

おはようございます。今日の本文(民数記24:12-25)です。

バラムはバラクにイスラエルを呪うよう三度お願いされましたが、三度とも祝福しました。

13節『わたしは、主が告げられることを告げるだけです』

★来るべき王国の預言
バラムは別れ際にもう一つの預言をしました。それはイスラエルだけではなく、全ての周辺の民族に対する預言でもあります。

17節:わたしには『彼』が見える。しかし、今はいない。『彼』を仰いでいる。しかし、間近にではない。ひとつの星がヤコブから進み出る。ひとつの笏がイスラエルから立ち上がり/モアブのこめかみを打ち砕き/シェトのすべての子らの頭の頂を砕く。

「彼」とは誰でしょうか?それはヤコブから進み出る「一つの星」であり、「一つの笏」です。笏とは、この時代における「王の権威の象徴」を意味する細長い板のことです。つまり、イスラエルから現れる王の存在を預言しています。

19節:ヤコブから支配する者が出て/残ったものを町から絶やす。20彼はアマレクを見渡して、この託宣を述べた。アマレクは諸国の民の頭/しかし、その末はとこしえの滅びに至る。

このようにして、イスラエルの王は周辺の民族を制圧し、裁きを下します。それは近い将来でいえば、ダビデ、ソロモンを通して建てられるイスラエル王国を指します。しかし、人間の王は不完全で、ダビデもソロモンも、その他の全ての王もまた、完全ではありませんでした。罪を犯し、神に不従順し、その結果として異邦人の国に支配される時期もたびたびありました。

★イエスこそ、真の王
イエス様こそが真の王です。その方こそ、ヤコブから出る一つの星であり、一つの笏です。その方はイスラエル周辺の民族を支配するだけでなく、全世界の民族の主です。私達は全世界の主であるイエス様が、私の主となり、救い主となられた事に感謝して、その王の元で喜び、その王なるイエスを愛し、従う者になりましょう。