リビングストーン教会礼拝説教

聖書本文 使徒言行録17:1〜15
主題 救い主を特定する方法

例えば、『安倍総理大臣』と言って理解できる人は世界で1億人程度しかいません。しかし、『Prime Minister Abe』と言ったら世界60億人以上の人々が、日本の安倍さんがどんな仕事をしているのかを理解します。同じ事です。インターネットで『みかん』という言葉で検索するのと、『orange』という言葉で検索するのでは、検索ヒット数が400倍くらい違います。みかんは日本人だけしか理解できない言葉です。しかし、orangeは英語を話す全ての人々が理解する言葉だからです。メシア・イエスと言う言葉は限られたユダヤ人だけにしか理解できない言葉です。しかし、イエス・キリストと宣言するならば、ローマ帝国のあらゆる民族の人々が、イエスが何者であるかを理解するようになるのです。キリスト教の中心的なメッセージは、キリストの教えではありません、キリストが何者であるかということです。だから、キリストであるイエス、イエス・キリストという言葉はユダヤ人でありながら既に全世界に向けられた言葉であり、私達にも向けられた言葉であります。
初代教会の宣教とはそのイエス様のことを聖書(旧約聖書のこと)に基づいて立証することでした。
例えば、皆さんは次のようなお知らせを見た事がありませんか?『行方不明になった子供を探しています。身長は110センチ位、赤い色のシャツを着ていて、青いジーパンをはいている7歳くらいの男の子、髪型はスポーツ刈りで、黒ぶちの眼鏡をかけていて、ポケモンの靴を履いている子供を見たら、それが私の子供です。私のたった一人の愛する子供です。必死に探しています。もしその子供を見つけたら、私の電話番号まで連絡下さい。』
このお知らせを出した人は誰ですか?その子供の父親です。知り得る限りの情報を与えました。そしてその条件にぴったり合う迷子の子供が見つかれば、その子供が失われたある父親の息子だということになります。
聖書はイエス様が誕生する2千年前よりもはるかに昔から、人類を救いへと導く『約束の人物』が来る事を予告していました。その約束の人物の特徴は何ですか?それが旧約聖書の内容であり、旧約聖書に出てくる人々のイメージです。
(説教者 小倉隆志牧師)

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