リビングストーン教会礼拝説教

聖書本文 使徒言行録19:1〜20

主題 パウロを通した奇跡


19:8パウロは会堂に入って、三か月間、神の国のことについて大胆に論じ、人々を説得しようとした。19:9しかしある者たちが、かたくなで信じようとはせず、会衆の前でこの道を非難したので、パウロは彼らから離れ、弟子たちをも退かせ、ティラノという人の講堂で毎日論じていた。19:10このようなことが二年も続いたので、アジア州に住む者は、ユダヤ人であれギリシア人であれ、だれもが主の言葉を聞くことになった。

 

このようなパウロの宣教の働きのポイントは何でしょうか?それは教えにしても、洗礼にしても、キリストを通して成し遂げられる救いの働きを述べ伝えることです。ユダヤ人たちは恐らく自らの血筋や、割礼を誇ったでしょう。ギリシャ人たちは哲学や知識を誇ったでしょう。ローマ人たちは世界を支配するローマの法と武力をほこったでしょう。しかし、パウロは、キリストが成し遂げた十字架の死と復活を誇りました。

一コリント1:22ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探しますが、1:23わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、

1:24ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。

とある通りです。このようにしてパウロはエフェソで宣教しました。最初の3か月はユダヤ人の会堂で、そこで迫害され、非難される中で、彼はティラノという人の講堂で毎日福音を伝えるようになりました。その年月は実に2年続き、アジア州に住む人々がみな、神の言葉を聞くようになったとあります。それは素晴らしい働きでした。そしてその中で目覚ましい出来事がパウロの働きを通して起きたと書かれています。それが11節からの内容です。

19:11神は、パウロの手を通して目覚ましい奇跡を行われた。19:12彼が身に着けていた手ぬぐいや前掛けを持って行って病人に当てると、病気はいやされ、悪霊どもも出て行くほどであった。



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