リビングストーン教会礼拝説教

聖書本文 第一ペテロの手紙3:8〜14
主題 初代教会のクリスチャン達

初代教会のクリスチャン達は

ペテロが『恐れるな』と語りかけた初代教会のクリスチャン達はどのような環境にあったでしょうか。
客観的に考えるならば、初代教会のクリスチャン達はどんなにか人々を恐れ、心を乱される環境にあったでしょうか?信仰告白さえもままならない状況でした。キリストを信じている事が分かれば、すぐに逮捕されました。この手紙の最初を見て見れば、ペテロはポントス、ガラテヤ、カパドキアという小アジアのクリスチャン達に手紙を書いています。まさにカパドキアは、迫害を逃れるためにクリスチャンが山に大きな洞穴を作った場所です。今もその巨大迷路のような洞窟が掘られた山々がトルコの観光名所になっているほどです。しかし、彼らはこの手紙の1章8節にあるような人々でした。

一ペテロ1:8あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。

彼らはキリストを愛していました。これがどんなにかペテロにとって不思議なことであったでしょうか?ペテロは主を愛していました。『主を愛します』という言葉を、目の前で言いました。主が十字架にかかる前はアガペーの愛で愛すると言いました。十字架の時、主を三回否定し、主が復活した後に再び会った時には、「自分はせいぜいフィレオの友情の愛でしか愛せないが愛している」と言いました。それでもペテロはイエス様と共に生活し、主を愛したのです。高松教会の小川先生が私達の教会に来た時もメッセージしていましたが、本当にこれは不思議なことです。ペテロはイエス様を間近で見たし、共に生活をしました。だからこそ、主を愛することはできたでしょう。しかし、初代教会のクリスチャン達は、使徒や主だった弟子以外は当然主イエスを見た事がありませんでした。話を聞いたことしかないのです。それでも、この手紙を読んでいるであろう主の弟子達はイエス様を愛していたのです。キリストを見た事がないのに愛していました。ペテロが主を愛するのと同じレベルで愛していました。どんなにかペテロは驚いたでしょう。しかし、これこそが主が今も生きておられるという証しであります。なぜなら、主は「聖霊」として私達の心の中におられ、私達と人生を共にされるお方だからであります。ペテロが目に見える形で3年間主と共に歩んだように、私達は内在される聖霊様と共に人生を歩んでいます。それが、私達が主を愛するという信仰告白であります。だから私達リビングストーン教会はペテロのように、初代教会の兄弟姉妹のように主を愛していますと告白しましょう。そして、主を愛する者こそが、恐れることなく悪に立ち向かうことができると信じます。

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