東京リビングストーン教会礼拝説教

聖書本文:使徒言行録10:9〜33
主題:異なる人を受け入れなさい

10:24次の日、一行はカイサリアに到着した。コルネリウスは親類や親しい友人を呼び集めて待っていた。10:25ペトロが来ると、コルネリウスは迎えに出て、足もとにひれ伏して拝んだ。10:26ペトロは彼を起こして言った。「お立ちください。わたしもただの人間です。」10:27そして話しながら家に入ってみると、大勢の人が集まっていたので、10:28彼らに言った。「あなたがたもご存じのとおり、ユダヤ人が外国人と交際したり、外国人を訪問したりすることは律法で禁じられています。けれども、神はわたしにどんな人をも清くない者とか、汚れている者とか言ってはならないと、お示しになりました。10:29それで、お招きを受けたとき、すぐ来たのです。お尋ねしますが、なぜ招いてくださったのですか。」
 
ペテロのユダヤ教からの独立。リスクを背負い、違いを乗り越える。

3.異なる人を受け入れなさい

・今日の招詞にガラテヤ3:27-28を選びました。次のような言葉です「バプテスマを受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです」。パウロは人間を区別する三つの大きな要素として、男と女の性の区別、奴隷と自由人の社会的身分の区別、ユダヤ人と異邦人の民族の区別を挙げています。性と身分と人種、この三つはいろいろな形で、人間同士の争いを招いてきましたし、これからも招くでしょう。しかし、パウロは、教会はこの差別を乗り越えることが出来るといいます。「キリスト・イエスにおいて一つ」になることが出来るからです。使徒言行録10章は、聖霊の導きによって、教会が異邦人差別を乗り越えることが出来たことを示しています。

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