5.救いの兜6:17また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。

イザヤ書59:17節にこのような表現があります。

イザヤ59:17主は恵みの御業を鎧としてまとい/救いを兜としてかぶり、報復を衣としてまとい/熱情を上着として身を包まれた。

兜とは、頭を守るためのものであります。その兜は、キリストの十字架による救いであります。クリスチャンの人生において、最も大切な基本は救いの確信であります。そして聖書の歴史は人類の救いの歴史そのものです。聖書は様々なテーマがあります。天地創造から人間の堕落、アブラハム、モーセ、ダビデやバビロン捕囚やエルサレム神殿など、色々なテーマがあります。しかし、全ての聖書のエピソードは、人間の救いの為にあります。出エジプトの出来事は、人間が罪の奴隷から解放され、救われる事を歴史と通して実現した出来事です。400年による奴隷生活の苦しみ、モーセを通したイスラエル民族のエジプト脱出、そして約束の地に至るまで全てが人間の救いの物語そのものです。私達は聖書について神学博士になるわけではありません。しかし、私達がイエス・キリストを通した神様の救いについて十分に知り、理解するならば、それが私達東京リビングストーン教会の信仰の土台になり、それが私達の証しの言葉になり、メッセージになると信じます。