聖書本文:エフェソ信徒への手紙6:14-17

主題:神の武具1 真理の帯

 

今日はパウロが語っている霊的な戦いに勝利するための神の武具についてであります。韓国語では全身甲冑という風に言われていますね。それが正しいです。ただ神の武具というだけでは不十分です。全身を守るための甲冑、鎧であるということです。それが一体何なのか、今日の御言葉は語ります。6つの武具についてパウロは語っています。

6:14立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、


1.真理の帯

最初に言及されている武具は、真理の帯であります。真理を帯として腰に締めなさいとあります。つまり真理はベルトであります。皆さんは今日ベルトをしていると思います。ベルトは、完全に密着するまで締めなければ意味がないです。皆さんも経験があると思いますが、ベルトを中途半端に締めるとユルユルで歩きながらズボンが脱げてしまいますね。だから、ベルトと言うのはただ付けるだけでは意味がありません。体に完全にフィットするように、その体の腰の周りと同じ長さになるまで密着させなければならないということであります。今日色々な武具が取り上げられていますが、帯と言うのは本当に目立たないものです。しかし、これが常に体に密着している唯一のものです。ピッタリとくっついていなければならないのです。私達は毎日の生活を振り返りながら、御言葉の真理が私達の日常に密着しているかを確認しなければなりません。ある人は、神の御言葉を知っています。聖書が真理であるということを知識的には認めます。言葉ではアーメンと言います。しかし、その聖書の真理が毎日の生活に密着しているか、つまり適応されているかと言う事が切実に大切なことであります。もしも、私達が御言葉の真理を知っていても、それに従っていないならば、それを生活に実践し適応しないならば、ユルユルの弛んでいる帯を付けている事になります。それでは体全体が引き締まらないのです。つまり、御言葉の真理を自分の体に、生活の全てに密着させ、適応させましょう。毎日私達は御言葉を聞きます。デボーションをします。しかし、その御言葉を自分の生活に適応させないならば、真理の帯をもってはいても、それを腰に締めることにはならないのです。私達は日々の生活の一つ一つに御言葉を適応させるものになることを願います。

{EFE6C076-88AB-4ACF-8720-B3925C179AC4}