私達東京リビングストーン教会は、世界有数の大都市である東京における都市宣教を目指しています。何よりも、聖書の御言葉に立ち、福音中心、キリスト中心の教会を形成したいと願っています。世の中には最初は福音中心、キリスト中心の志で教会を開拓したものの、いつのまにか教会が成長し、リバイバルするにつれて、人間中心、牧師中心の教会に変質していってしまうケースも少なくないです。

教会が成長することは全ての牧師、伝道師の願いです。リバイバルは全てのクリスチャンの願いです。しかし、それを経験する中で、恵みとリバイバルを与える神に注目するのではなく、成長している教会の牧師のカリスマ性や人間性、能力が注目され、英雄化されてしまうのは非常に危険な傾向でもあります。いつの間にか神に注目するのではなく、人に注目するようになってしまうからです。

そんな中で、やはり相互のメンタリング、コーチングは非常に重要であると言えます。先日は東京の某所で、東京都や関東近辺で教会開拓をしている牧師や献身者のミーティングに参加して来ました。皆、福音中心の教会を建てたいと願っている人々です。

そのような中での学びの一つは『福音的コーチング』でした。ルカ24章を見れば、イエス様はエマオの途上で、落胆し、働きから外れようとしている2人の弟子たちと共に歩まれました、そこで聖書全体を説明しながら、聖書の中心はキリスト、福音であることを示したのです。

  • ルカ24:27そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。

    その結果、弟子たちはどうなったでしょうか?

    ルカ24:32二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。

    そうです、私達は聖書全体を通して、福音を聞く時に、心が燃えるのです。そして、イエス様は決して上から目線(from above)ではなく、共に横に歩みながら(alognside)、聖書全体からキリストについて説明したのです。

    私達も、人々を教え導く時に、権威的に、上から目線で人々に命令し、訓練させるのではなく、横に並んで、共に歩みながら互いに問題を解決していきたいと願います。