一週間が七日の起源はどこから来たのでしょうか?知っている方もいるかもしれませんが、実は聖書から来ています。それは聖書の創世記にある『天地創造』の物語に由来します。

旧約聖書創世記 1:1初めに、神は天地を創造された。1:2地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。1:3神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。

第1日目に神は光と闇を創造された。

第2日目に神は空の水と地の水を分けられた。

第3日目に神は陸地と海を分けられた。

第4日目に神は太陽と月、星を創造された。

第5日目に神は空を飛ぶ鳥や海を泳ぐ魚を創造された。

第6日目に神は陸地を這う動物を創造され、
       
       そして最後に人間を男と女として、神の似姿として創造された。

第7日目に神は全ての創造の仕事を離れた安息された

これが天地創造の由来である。神は最後の創造物として、人間を神に似せて創られました。それは目に見える物理的な『形』でではなく、『内面』を形取られたのだ。

人間だけが持っているものがある、

理性、倫理観、永遠に対する思い、神を求める宗教心…

これらは全て、神がご自分の品性を人間だけに与えられたがゆえに、人間はただの肉体的、物理的な存在ではなく、霊的な存在として創造されたのだ。それゆえに、どれだけ科学や文明が発達したとしても、人間の心の中には『宗教心』がある。超越者、絶対者を求める心である。

アウグスティヌスはかつてこのように言った。

”人間の心には神が造られた大きな空洞がある。イエス・キリストだけがこの空洞を満たし、真の満足を与えることができる。”